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- ボールを乗せる部分が軟らかい超高級ティー(1本836円)の実力とは!? 「トルネードティー」を実践投入してみた
最近、様々なメーカーから登場している高級ティー。今回はボールを乗せる部分が繊維状の素材を編み込んだ構造が特徴的な「トルネードティー」(1本836円)をゴルフイラストレーターの野村タケオさんに試してもらいました。
ドラコンプロ使用率ナンバーワンのティー
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ドライバーショットってやっぱ飛ばしたいじゃないですか、でも飛距離を伸ばすのってなかなか難しいものです。
ドライバーを変えたり、スイングをいじってみたりしますが、なかなか飛距離は伸びません。でももしクラブやボール以外で飛距離が伸びるなら、そんないいことないですよね。
実は日本で一番値段が高いんじゃないかといわれている「ティー」がありまして、なんでも12ヤードも飛距離が伸びるっていうんです。もし本当にティーを変えるだけで12ヤードも飛ぶなら使ってみたいということで、ちょっとムリして買ってみたのでレポートさせてもらいます。
僕が買った飛距離が12ヤードも伸びるというティーが「TORNADO TEE(トルネードティー)」という名前です。海外ではドラコンプロの使用率ナンバーワンのティーらしく、579.63ヤードという世界最長記録を持つカイル・バークシャーも使用しているそうなんです。
で、お値段なのですが、なんと1本836円(税込み)! ティー1本が836円もするんですよ。しかも5本セットでしか売っていないので、このティーを手に入れるには4180円(税込み)必要ってことなんです。いや~高い。
そんなトルネードティーが飛ぶ理由は、ボールを乗せる部分に「柔軟性」と「軽さ」がある単繊維を織り込む形状(モノフィラメント構造)を採用しているから。
通常のティーのように摩擦抵抗によるヘッドスピードのロスが無く、ボール初速が上がり、さらに摩擦がないことでスピンが減って飛距離も伸びるってことらしいんです。
実物を見てみると、地面に刺す部分はABS樹脂でできていますが、そこから上の部分が釣り糸のようなものが編み込まれたような構造になっています。触ってみると、フニャフニャではなくハリのある感じですが、指で押すと簡単に曲げることができます。この軟らかさが飛距離アップの秘密なんですね。
パッケージには「12ヤード飛距離が伸びる!」って堂々と書かれています。そしてボール初速は4MPH(約1.89メートル/秒)アップする。曲がり幅も9ヤード狭まる。さらに1000回打っても壊れないとまで書かれています。恐ろしく自信満々です。
ティーにヘッドが当たる感触が全くない
さっそく使ってみました。地面に刺すときは下の樹脂の部分を持つか、上部のモノフィラメント構造部分をペタンと潰して一緒に上から押し込むかです。
僕はペタンとやると壊れそうにかんじるので、樹脂の部分を持って刺しました(ペタンとやっても壊れないらしいです)。
ティーがある程度まっすぐ立ってないとボールを乗せるときにフニャッとなって落ちてしまいます。今までボールを乗せやすいタイプのティーをよく使っていたので、少しだけ面倒だな、と思いました。そんなに難しい作業ではないですが。
ショットをしてみると、なるほど本当にティーがヘッドに当たるような感覚は全くありません。本当に気持ちよく振り抜けます。
そして肝心の飛距離ですが、個人的には「お、これは飛んでるぞ」というホールが1ラウンドで2~3回ありました。これがティーのおかげかどうかは分かりませんが、飛んでいるホールだと10ヤードくらいはいつもより前にありました。
打球を見ていると、スピン量は少し減っているような飛び方になっていたので、その効果はありそうには感じました。
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