ピン「G425」ハイブリッドの人気はいつまで続く!? 2位以下は僅差　2024年7月の中古ユーティリティー売れ筋ランキング

　予算を抑えてクラブ購入ができるありがたい存在「中古ショップ」。今、現在、どんなクラブが売れているのでしょう？ 中古ショップ「ゴルフドゥ」で、中古クラブのランキングを教えてもらいました。今回のテーマは2024年7月の中古ユーティリティーです。

　今回も前回の4月にランクインしたアイテムと、あまり変化はありませんでした。人気が高いものは在庫も確保できていて、それを買い求める人が多い印象です。

　首位は不動のピンの「G425ハイブリッド」。2位以下との本数差は前回よりも少なくなってはいたものの、まだまだ人気は続いています。

　ゴルフドゥ花小金井店の店長・岡部昭人さんは「前回もお話したように、30度のハイロフトをラインアップしていることに加えて、シャフトが豊富なことも人気の要因です。一番売れているのは純正カーボンの『アルタJCB SLATE』ですが、『モーダス105』や『NS950neo』、『ゼロス7』といったスチールも人気があります。純正重めのカーボン『TOUR173-85』を探している人も多いですね」と話してくれました。

　2～5位はテーラーメイドが占めました。「テーラーメイドのUT（ユーティリティー）は左に行きにくいという声が多く『SIM MAX』が上位にいるのは、その代表格だからと感じます。もう少しつかまえたいは『SIM2MAX』を買っている印象です。『ステルス』『ステルス2』は、ドライバーとそろえたいという方が多いように感じます」と岡部店長。

　さらに「前回、キャロウェイのAPEXに着目したのですが、意外に伸びず、全体的に他と比べてキャロウェイはUTが上位に入りにくいようです。これはキャロウェイのUTがフェース厚めの四角い形状のものが多く、球が上がりやすそうでやさしいタイプを求めている方から敬遠されてしまっているからかもしれません。決して難しくないのですがフェースが厚い＝難しい、と感じてしまう方が多いのかもしれません」と解説してくれました。

　フェース面積をソールとクラウン部分まで拡大して、最大のたわみと初速をかなえました。ネック部分には弾道調整機能も採用。高比重のソールウェイトをヘッド後方部に搭載し、上下左右の慣性モーメントを拡大。ミスヒットにも強い、ブレないハイブリッドの代表格。2021年2月発売。中古価格相場:1万6700円～3万6880円（税込み）

　ソールの接地面積を減らして抜けのよさを実現した「Vスチールソール」を採用。C300ステンレススチール採用で、弾きのよいツイストフェースがミスヒットをカバーして、しっかりとグリーンを狙える高い寛容性が特徴のレスキューです。2020年2月発売。中古価格相場:1万898円～2万4880円（税込み）

　接地面積を減らした「Vスチールソール」とレスキューシェープで抜群の抜け。洗練されたリーディングエッジと広いフェースエリアで、操作性と安心感の双方をかなえます。ツイストフェースでミスヒットに強く、弾きのよさと高い寛容性も発揮します。2021年2月発売。中古価格相場:1万3700円～2万6898円（税込み）

　カーボンクラウンを採用し低・深重心化を実現。ツイストフェースとの相乗効果で、飛距離性能と寛容性を両立させました。進化した「Vスチールソール」で抜けのよさもかなえ、フェアウェイはもちろん、ラフからのショットでも思い通りに振り抜け、ピンを狙えます。2022年2月発売。中古価格相場:1万5700円～3万4880円（税込み）

　カーボンエリアを広げた新構造のカーボンクラウンの採用で、さらなる低重心化を図り、寛容性、高い直進性を実現。「Vスチールソール」で抜けもよく、モデル・ロフト別に最適化したフェースデザインとツイストフェースで、ミスヒットにも強く、安定して飛ばせます。2023年2月発売。中古価格相場:1万9800円～4万2880円（税込み）