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“やさしい系”ドライバーはどれが買い? テーラーメイド、キャロウェイ、ピン新作の「つかまえやすさ」「曲がりづらさ」を試打比較
年初はテーラーメイド、キャロウェイの新作ドライバーがゴルファーの話題をさらうのが恒例となっていますが、今年はピンも同時期の発表、発売ということで、まさに群雄割拠の状況。どれを買おうか迷いに迷っている人に、プロコーチの奥嶋誠昭氏の詳細インプレッションをお届けします。
総評:右へのミスを軽減するなら調整機能のある2モデルが優勢か
奥嶋コーチの弾道計測結果をチェックしてみると、奇しくも「エリート X」と「G440 SFT」の数値がほぼ同じになりました。2モデルともヘッド最後部に2箇所のウエートポートを備えていて、球のつかまり感を調整できるところも似ています。頑固なスライスをヒール寄りのウエートで矯正してもらうのか、たまに出る右へのミスを補正する程度にしておくのか、ウエートポジションを使い手に合わせられるメリットは大きそうでした。

そのうえでどちらを選ぶかを考えるなら、「構えやすさと長さで選ぶのがいい」と奥嶋コーチはいいます。オーソドックスに構えやすいモデルを好むなら「エリート X」、構えた時点から球のつかまえやすさを醸し出してくれるモデルがいいなら「G440 SFT」をチョイス。また、46インチのクラブ長さをいかして飛距離アップを狙うなら「G440 SFT」、短いクラブのほうが当てやすく感じる人は「エリート X」がいいとのことです。
「Qi35 MAX」は、ヘッド重量が重めで、なおかつ標準シャフトにもしっかり感があるのが特徴。奥嶋コーチいわく「右にも左にも曲げてしまう人で、少しパワーのある人が使いやすそう」とのことでした。
球をつかまえやすくて曲がりづらい“やさしい系”ジャンルのドライバーのなかでも、やはりモデルごとに個性があります。もちろん、ゴルファーのスイングや弾道にも個性がありますので、この記事を参考に自分に合うモデルを探し出してみてください。
取材・文/鶴原弘高
つるはら・ひろたか/1974年生まれ。大阪出身。ゴルフ専門の編集者兼ライター。仕事のジャンルは、新製品の試打レポート、ゴルフコース紹介、トレンド情報発信など幅広く、なかでもゴルフギア関連の取材が多い。現在はゴルフ動画の出演者としても活躍中。YouTubeチャンネル:『A1 GOLF CLUB』(https://www.youtube.com/@A1_GC) Instagram:@tsuruhara_hirotaka
【試打】奥嶋 誠昭(おくしま・ともあき)

1980年生まれ。ツアープロコーチ。2018年からプロコーチとしてのツアーに帯同する活動をスタート。数々の一流プロのコーチとして勝利に導いてきた実績を持つ。バイオメカニクスと物理を基に個々人に合ったスイング形成を行うのが身上。THE REAL SWING GOLF STUDIO主宰。
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