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- 軟鉄鍛造に“飛び”と“寛容性”がプラス! 「圧倒的にターゲット層が広い」ブリヂストンのアイアンとは?
若い世代のゴルファーから支持を集めるルイゴルフさんが、ベテランゴルフライターの鶴原弘高さんにアドバイスをもらいながら自分に合ったクラブを探す連載企画。今回はブリヂストンの人気アイアン「241CB」「242CB +」と3月7日に発売された「258CBP」を打ち比べてみました。
「242CB+」は中級者以上がターゲット
インフルエンサーとして若い世代のゴルファーから絶大な人気を誇るルイゴルフ(大塚塁)さんは、インスタグラムのフォロワーが6万人を超えており、スコアを50日で100切りした方法は大きな話題になりました。
そんなルイゴルフさんが、ギアに精通したゴルフライターとしてさまざまなメディアで活躍する、ツルさんこと鶴原弘高さんと一緒に自分に合ったモデルを見つける連載企画。今回はブリヂストンの人気アイアン「241CB」「242CB +」と3月7日に発売された「258CBP」を試打して、どんな人に合うアイアンなのか探ってみました。

昨年9月に発売されたブリヂストンの「241CB」「242CB+」。一部店舗では品切れ、カスタム受注をストップするほどの人気でした。今年3月には追加モデルとして「258CBP」を発売しています。
まずは「241CB」を打ってみました。
【ルイゴルフさん】※以下【ル】
やわらかくて芯があるような打感がいいですね。ですが、思っていたよりハードでした。
【鶴原さん】※以下【ツ】
それが正直な感想だと思います。もちろん、軟鉄鍛造の一枚モノとしては寛容性がありますが、決してやさしいアイアンではありません。カテゴリーとしてはツアーモデルであり、プロゴルファーが使うアイアンです。7番アイアンのロフトは32度。ツアーモデルとしては少しロフトが立っているタイプですが、一般的に飛ぶと言われるアイアンのロフトではありません。
ナイスショットした時は、スピン量が5000回転を超えていて、落下角度が45度以上あったのでグリーンで止まるショットが出ていました。
次に、やさしさと飛びがプラスされた「242CB+」を打ってもらいました。
【ル】飛距離は「241CB」よりも5ヤードくらい飛ぶイメージです。ちょっとだけ曲がり幅は少ない気がしましたけど、このアイアンも決してアマチュアが「やさしい!」と感じるモデルではないと思います。
【ツ】「242CB+」は中級者以上のセミアスリートゴルファーがメインターゲットで、ツアーに出ているプロも使っているアイアンです。
【ル】僕みたいに飛び系アイアンを使っていたタイプには不安というか、どうしてもハードに感じますね。
【ツ】計測データを見ると「242CB+」の方が最高到達点は高いです。決してルイゴルフさんが使えないアイアンではないと思いますが、打感はどうでしたか?
【ル】「241CB」とほとんど同じですが、「242CB+」の方が少しだけはじき感がありました。練習を頑張れば、使えるかもしれません。
「『258CBP』が圧倒的にターゲット層は広い」と鶴原さんは話す
最後に「258CBP」を試してもらいました。

【ル】すごく手応えがいいです! 打ちやすいし、やさしい。アマチュア向けのアイアンですね。
【ツ】1球目からナイスショットでしたし、明らかなミスショットが出ませんでしたね。
【ル】インパクトの感覚で「少しミスしたかな」と思っても弾道はそれなりに真っすぐ飛んでくれるので問題なさそうです。
【ツ】飛距離も「242CB+」と比較してキャリーで10ヤード近く飛んでいました。これを良いととらえるかは人それぞれですが、アマチュア向けに作られていることは間違いありません。「241CB」と「242CB+」はフェースもボディーも軟鉄で作られている一枚モノです。しかし、「258CBP」はフェースがクロムモリブデン鋼で、ボディーが軟鉄という2ピース構造になっています。
【ル】ちょっと薄い当たりでも飛距離が出るので安心感がありました。ハーフトップしても飛距離が出ますね。
最後に総括をしてもらいました。
【ル】「258CBP」が僕にはマッチしました。アベレージゴルファーにとってはこれくらいの寛容性、やさしさがほしいです。決してボッテリした形状ではないので構えやすいし、僕にとってはちょうどいいアイアンです。
【ツ】今回試打したアイアンの中では、「258CBP」が圧倒的にターゲット層は広いと思います。100切りを目標にしているアベレージゴルファーから80台の人まで使えるアイアンだと思います。見た目は本格的なので、デザイン性も高いです。
昨年後半から大ヒットしている「241CB」「242CB+」も完成度の高いアイアンですが、一般的なアマチュアゴルファーには「258CBP」がオススメと言えそうです。
鶴原弘高 (つるはら・ひろたか)
大阪府出身。ゴルフ専門の編集者兼ライター。仕事のジャンルは、新製品の試打レポート、ゴルフコース紹介、トレンド情報発信など幅広く、なかでもゴルフクラブ関連の取材が多い。現在はゴルフ動画の出演者としても活躍中。YouTubeチャンネル:『A1 GOLF CLUB』 Instagram:@tsuruhara_hirotaka
ルイゴルフ(大塚塁/おおつか・るい)
愛知県出身。レッスン動画で若年層ゴルファーの支持を得る動画クリエイター。168のスコアからたった50日で100切りを達成したノウハウを伝えるインスタグラムのフォロワーは約6.5万人。現在は20代ゴルフコンペの企画運営などを行っている。
【取材協力】スイング碑文谷
東京都目黒区碑文谷5-14-8
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