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- “ドライバーだけ”タイトリストと契約するユニークかつ見習いたい理由とは?【優勝プロの“外せない1本”浅地洋佑編】
「中日クラウンズ」で4年ぶりのツアー優勝を遂げた浅地洋佑のクラブ契約は一風変わっている。ドライバーだけをタイトリストと使用契約しているのだ。そうした形をとるに至った理由も個性的。浅地本人が明かしてくれた。
「ドライバーが苦手」だから「あまり悩みたくない」
2025年、国内男子ツアー第4戦の「中日クラウンズ」で4年ぶりのツアー優勝を遂げた浅地洋佑は、一風変わったゴルフクラブの使用契約をしている。ONOFF(オノフ)のイメージが強い選手だが、実はゴルフクラブ契約はフリーに近く、ドライバーのみをタイトリストと使用契約しているそうだ。本人がその経緯を明かしてくれた。

「タイトリストのドライバーを使い始めたのは2年前くらいから。『TSR4』ドライバーのスピンの少なさとコントロール性の良さにハマったんです」
「TSR4」はヘッド体積430ccで近年のドライバーとしては小ぶり。いかにも球筋をコントロールできそうな見た目にも安心感を覚えたという。
「『なぜ、ドライバーだけを契約するのか?』とよく聞かれますが、その根底には自分自身がドライバーを苦手にしているということが大きいと思います。正直、あまりドライバーに悩みたくないというのがあるんです」
苦手意識があるからこそ、いろいろ試して少しでも結果がよいものを使いたい!と思うのがゴルファー心理だろうが、浅地はタイトリストとドライバー契約してからシーズン中に複数のドライバーをテストすることはしていない。今シーズン使用している「GT3」ドライバーもオフシーズンにテストしてスイッチしたもので、シーズンインしてからはこの一本と決めている。他のクラブは常にいろいろなものをテストしているが、ドライバーはシャフトも含めて試すことはしていないそうだ。

「『TSR4』にハマっていたので、当然新しいGTドライバーをテストする時も『GT4』から打ってみました。でも新シリーズは相対的にスピンが抑えめで、『GT4』ではスピンが少なすぎて打ち出しが上がらなかった。自分の求めるスピンとコントロール性を満たしてくれるのは『GT3』(9度)だったんです。正直、顔の好みでいくと『GT4』がいいなとは思っているんですが(笑) 今シーズンは『GT3』で行くと決めました」
浅地に「GT3」ドライバーへの信頼をどんな時に感じるか?と問うと、次のような答えが返ってきた。
「(優勝した)中日クラウンズの最終日、最終18番のティーショットですね。後続に2打差あって、和合の狭いフェアウェイということを考えると、レイアップするという選択も十分できたのです。実際、キャディーともそういう話をしていましたし。でも、あの瞬間、ここはドライバーで振り切っていっても大丈夫だと思うことができた。(優勝争いの土壇場で)その選択をできたということが、自分自身が『GT3』ドライバーを信頼しているということになるんだと思います」
極度の緊張の中で苦手意識のあるドライバーを振り切れたという事実は、優勝以上に大きなものだったのかもしれない。その一打はまさに「自信」につながるものだからだ。
われわれアマチュアは苦手を感じる番手ほどいろいろなものを試してしまう。しかし、本当に必要なことは「このクラブでいいのだ」と1本のクラブを信じることなのではないか? 気に入ったクラブを使い続け、自己の努力でショット(精度/結果)を磨いていくことなのではないか? ツアー優勝者の言葉にはやはり学ぶべきものがある。
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