- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ギア・グッズ
- その“ペラペラスライス”鉛で直るかも!? ただし“貼りすぎ”は逆効果 弾道・つかまりを変える正解調整
数グラムの鉛でクラブの振り心地や弾道は大きく変わる。ヘッド、シャフト、グリップそれぞれの効果と注意点を整理し、失敗しない鉛調整の基本を解説する。
鉛調整は「バランス」だけでなく球筋も変えられる
比較的簡単にクラブをチューニングできる方法の一つが鉛調整です。数グラムの鉛を貼るだけでクラブバランスが変わり、振った際のフィーリングや弾道に違いが生まれます。ただし、やりすぎは禁物。過剰な鉛調整はクラブ本来の特性を損ない、かえってミスを増やす原因になります。あくまで「微調整」であることを前提に行う必要があります。
鉛を貼る場所は大きく分けてヘッド、シャフト、グリップの3カ所。まずは最も一般的なヘッドへの鉛調整から見ていきましょう。(文/クラブフィッター・石井建嗣)
ヘッドに貼る鉛は弾道とつかまりを左右する

ヘッドに鉛を貼ることでクラブバランスを上げることができます。目安は約2グラムでバランス1ポイント。少量でも振り心地は大きく変わります。
ドライバーの場合、ソール後方(フェースから最も遠い部分)に貼るとインパクトロフトが寝やすくなり、高弾道になりやすいのが特徴です。逆にソール前方に貼るとロフトが立ちやすく、低めの弾道になります。
また、スライスを抑えたい場合はヒール側、フックを抑えたい場合はトー側に貼ることで、フェースターンの度合いを調整できます。
ただし「つかまらないから」といって5グラム以上貼るのは逆効果。ヘッドが重くなりすぎると振り遅れを招きます。ヘッドへの鉛調整は2〜3グラムまでが基本です。
アイアンも考え方は同じで、ヒール側はつかまり重視、トゥ側はつかまり抑制。球を上げたい場合はバックフェース中央の下側、ウェッジでスピン量を増やしたい場合は上側に貼ると効果が出やすくなります。
シャフト・グリップ調整は“違和感が出たら即戻す”
シャフトに鉛を貼る調整は、シャフトが軽く感じる場合にクラブ総重量を増やしたい時に有効です。ヘッドやグリップに貼るのと違い、バランスを大きく変えずに重量を足せますが、貼った部分のしなり方が変わる可能性があります。
目安は5グラム程度まで。10グラム以上必要と感じる場合は、鉛で対応するのではなく、シャフト交換を検討したほうが無難です。
グリップ側に鉛を入れる、いわゆるカウンターバランスは、ヘッドが重く感じて振りにくい人に向いた調整方法です。ただし総重量は確実に増えるため、やりすぎると逆効果になるケースもあります。
プレーヤーによって合う・合わないが分かれやすい調整なので、違和感が出た場合はすぐ元に戻せるよう、慎重に試すことが大切です。
【解説】石井 建嗣(いしい・たけし)
香川県丸亀市で「ゴルフショップイシイ」を営むクラブフィッター。フィッター界の第一人者である浅谷理氏に師事し、クラブ&パターフィッター、TPIインストラクター、ゴルフラボ公認エンジニアの資格を持つ。ゴルフはHDCP「9.9」の腕前だが、自身のプレーより他人のクラブを“診る”ことに喜びを感じる職人肌。出演するYouTubeチャンネル「ズバババGOLF」では軽快なトークで人気を集める。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking








