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- リシャフト前提なら量販店より得? ゴルフ工房でクラブを作るという選択肢
町の小さなゴルフ工房は、一見さんにはちょっと入りにくい雰囲気があります。いったいどんな場所なのか、自らもゴルフ工房を経営するゴルフショップ「リルガレージ」の小倉勇人店長にメリットや特徴を教えてもらいました。
自分に合ったゴルフクラブを作ってくれるお店
町の小さなゴルフ工房は、一見さんにはちょっと入りにくい雰囲気がありますが、大規模量販店にはない細やかな対応をしてくれるお店が多く、ゴルファーにとってとても心強い場所。
自らもゴルフ工房を経営するゴルフショップ「リルガレージ」の小倉勇人店長に、ゴルフ工房のメリットや特徴について教えてもらいました。
※※※
みなさんゴルフクラブはどんなところで買っていますか? ゴルフ5やビクトリアゴルフ、有賀園ゴルフ、つるやゴルフのような大規模量販店でしょうか。それともネット通販でしょうか。
トップアマや上級者の多くが、町の小さなゴルフショップや、練習場などに入っているゴルフ工房でクラブを買っている人が多いのはご存じでしょうか。

腕利きの職人さんがクラブを組んでいるイメージのあるゴルフ工房は、「うまい人が行くところ」と考えている人も多いかもしれません。
しかしそれは上級者が求めるニーズを満たしてくれるからであって、腕前に関わらずどんなゴルファーにとってもメリットは大きく、決して上級者だけのためのものではありません。
ゴルフ工房を利用するメリットとは、いったいどんな点なのでしょうか。
「まず量販店とのいちばんの違いは、私たちゴルフ工房は市販の量産品をそのまま売ることはあまりなく、基本的にフィッティング前提でお客さまそれぞれに“クラブを作る”売り方をしている点でしょうか」
「人気の最新クラブを純正のスペックで使うのであれば、私たちに出番はありません。でも『こういうクラブがほしい』とか『クラブにこういう悩みがある』という意図があるのであれば、私たちは量販店ではなかなかできない細やかな対応ができると思います」(小倉店長)
ゴルフ工房では、ユーザーの求める特性や性能などを満たすために、それに合ったヘッドを用意し、目的に合ったシャフトを組み合わせてクラブを作ります。
そのため、ヘッド単体で販売されるいわゆる「パーツメーカー」のクラブを中心に扱います。「地クラブ」と呼ばれる中小規模クラブメーカーの多くもこれに含まれます。
パーツメーカーのヘッドは、大手メーカーのクラブのように最初から装着されている純正シャフトはありません。そのためどんなシャフトを装着するにせよ、わざわざ元の純正品を抜いて別途カスタムシャフトを買うという手間とコストが不要で、シャフトもグリップもゼロベースで好きなものを選べます。
その点、リシャフト前提で考えている人にとっては、最初からパーツメーカーのものを使うほうが安く上がるケースも少なくありません。
「パーツメーカーのヘッドは、ヘッドの個体差まで利用してクラブを組むので、同じロフト表記でもリアルロフトが多め・少なめを選べたり、『なるべく右を向いた顔のもの』『ヘッド重量が軽めのもの』というようなチョイスができる場合もあります」
「重さや長さをある程度自由に設定したり、シャフトのチップカットや番手ずらしといったテクニックで硬さや振り心地などのアレンジもできます。そういった細やかな工夫で、自分だけの1本をご提供できるのが、私たちのようなゴルフ工房の強みだと思います」(小倉店長)
クラブを一緒に育ててくれるパートナー
「ゴルフ工房のもう一つの強みは、購入後のアフターケアにあると思います。組み上げたクラブを実際にコースで使ってみて『もう少し高さがほしい』とか『ときどき引っかけるミスが出る』というような気になる点があれば、それを受けて調整していくことも重要な仕事。クラブは『売っておしまい』ではないし、お客さまもむしろ『買った後自分好みに育てていく』という感覚を持っている人も多いと思います」(小倉店長)
もちろん他店で買ったクラブを持ち込んでもOK。量販店で買った人気クラブでも、気になる点があるならリシャフトなどの加工ができますし、そこまでの必要がなければ鉛を貼ったりカチャカチャでアレンジするなどのサポートもしてくれます。
またゴルフ工房は、地域のゴルフコミュニティとして機能しているケースもあります。
ゴルフ好きが集まる場となっていて、最新クラブなどの情報が集まっていたり、ゴルフ仲間が見つかる場にもなります。
お客さん同士でお互いのホームコースに行ったり、コンペを開催しているお店も多いですし、トップアマ級の店員やお客さんが中心となって練習会・研修会などをやっているところもあります。
「初めての方が『入りにくい』と感じるだろうというのは、正直私たち自身も感じていますが、強引にクラブを売りつけるような商売をしているゴルフ工房はいまどきそうそうありませんし、そんなお店は長く続きません。最初はちょっとした相談といった感覚で冷やかしで来ていただいても結構ですし、試打クラブを置いてある場合も多いので、それを打ちに訪れるのもいいと思います」
「それでも抵抗があるなら、グリップ交換を名目に、その際にちょっと雑談・相談をしてみるという形でもいいので、ぜひ気軽に利用してみてください。量販店にはない楽しさがあると思いますよ」(小倉店長)
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