- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ギア・グッズ
- HS40m/sで飛ばせる“軽量ドライバー”はどれが買い? ゼクシオ、テーラーメイド、キャロウェイ、ピンを試打比較
HS40m/sで飛ばせる“軽量ドライバー”はどれが買い? ゼクシオ、テーラーメイド、キャロウェイ、ピンを試打比較
ヘッドスピードが落ちてきたゴルファーやパワー不足に悩むゴルファーにとって、飛距離アップの夢を叶えてくれるのが軽量設計のドライバーです。今回は、ゴルフライターの鶴原弘高が2026年の最新軽量ドライバー4モデルを試打。どのモデルがどんなタイプのゴルファーに合っているのかを探りました。
クラブの総重量と長さをチェック!
今回試打するのは、メーカー各社から発売中の軽量ドライバー4モデルです。国内メーカーはダンロップ「ゼクシオ14」、海外メーカーはテーラーメイド「Qi4D MAX LITE」、キャロウェイ「クアンタム MAX FAST」、ピン「G440 K HL」をチョイスしました。まずは、カタログ上でのクラブスペックをチェックしておきましょう。
【ゼクシオ14】
総重量:281グラム(R)※今回試打するフレックスSは推定286グラム
長さ:46インチ
バランス:D3
【Qi4D MAX LITE】
総重量:274グラム(SR)
長さ:45.5インチ
バランス:D1.5
【クアンタム MAX FAST】
総重量:285グラム(SR)
長さ:46インチ
バランス:D0
【G440 K HL】
総重量:275グラム(FUJIKURA SPEEDER NX GREY 40)
長さ:46インチ
バランス:D3

「G440 K HL」には30グラム台後半のシャフトも用意されていますが、今回の試打では40グラム台前半のシャフトを選択しました。軽量モデルだけあって、すべてのモデルがクラブ重量274~286グラムの幅に収まっています。
ただし、クラブの長さやスイングウェイトが異なるので、実際に打ったときに体感として差が出てくるはずです。また、弾道にはどんな違いがあるのかを確かめながら試打しました。ヘッドスピードは40m/sを基準に揃えています。
プッシュのミスを防いで初速で飛ばせる「ゼクシオ 14」
今回試打した4モデルのなかで、いちばんフックフェースに見えるのが「ゼクシオ14」でした。構えた瞬間に球をつかまえられる安心感があるので、右へのミスが多くて困っている人には使いやすいモデルになるでしょう。標準シャフトは、フレックスSでヘッドスピード40m/sにジャストマッチ。ゴルファーが力を加えたぶんだけ応じてくれるシャフト特性になっていて、ヘッドスピードを自然と上げてくれる印象を持ちました。

ヘッド性能として特筆すべきは、ボール初速を出しやすいところです。オフセンターヒットでもボール初速があまり落ちない「ゼクシオ 14」のヘッド性能は驚異的ともいえます。弾道には左右ブレが少なく、スピン量にも安定性を感じられました。右方向へのミスや打点ズレで飛距離をロスしているアマチュアにとっては、とても頼もしいモデルだと思います。
いちばん軽快に振りやすい「G440 K HL」
意外にも思えますが、もっとも軽く感じられてラクに振り切りやすかったのはピン「G440 K HL」でした。投影面積の大きなヘッドに46インチのクラブ長さは重そうなイメージが沸きますが、実際に打ってみると印象が激変。まるで羽根のような軽さで振り切れます。標準装着のシャフトは大きくしなり、ヘッドスピードを上げつつ球をつかまえる手助けをしてくれるタイプ。特筆すべきは、「G440 K HL」が他のモデルよりもボール初速を出しやすかったところです。ボール初速は飛距離に直結するので、ここが「G440 K HL」の大きなアドバンテージに感じられました。
あえて難点を挙げるなら、このスペックだと適正ヘッドスピードは38m/sぐらいまで。40m/sで振るとシャフトがアンダースペックになり、逆にヘッドスピードを上げづらく感じました。シャフトがよく動くせいか、スピン量の増減が激しいのも少し気になりました。
食いつきのある打感と打音を備える「クアンタム MAX FAST」
クアンタム シリーズのドライバーは、AIによってデザインされた三層構造フェースを採用しているのが特徴です。その影響もあって、ボールがフェースに食いつくような打感のモデルに仕上げられています。軽量設計のモデルでもそれは変わらず、上級者好みのフィーリングが味わえます。

構えたときのフェース向きはスクエアですが、「クアンタム MAX FAST」はアップライトに感じられるライ角によって、球をつかまえやすそうな印象を与えてくれる点も特徴です。実際に打ってみても右方向へのミスが出づらく、中~高弾道を打ちやすくなっています。球が上がりづらくて困っている人や、キャリーで球を飛ばしたい人にオススメできます。
標準シャフトには走り感があって、今回試打した4モデルのなかで最もヘッドスピードを上げやすかったです。ただし、打ち手によってはシャフトが動きすぎて当てづらいと感じる人がいるかも知れません。※このモデルだけ試打クラブのロフト角が10.5度だったので、弾道計測数値は参考値とさせてください。
軽量でも“振りごたえ”がある「Qi4D MAX LITE」
いちばんシャフトにしっかり感があったのは、テーラーメイド「Qi4D MAX LITE」でした。ヘッドスピード40m/sがジャストマッチだと思いますが、42m/sでもシャフトがへこたれることなく安心して打っていけます。硬めのシャフトを好む人なら38m/sでも問題なく使えそうです。
ヘッド性能としては、オフセンターヒットに強く、構えたときの印象よりも球をつかまえやすいドライバーに仕上げられています。スクエアなフェース向きで構えやすく、打感がいいのも長所。構えたときに他のモデルよりもロフトが見えづらく感じましたが、実際には打ち出し角が適度に出てくれます。
第一印象で気になったのは、グリップが太いこと。打っているとすぐに慣れましたが、このモデルはシャフト自体が一般的なものよりも太くなっているのも特徴です。
どのヘッドも高性能! 優先すべきは自分にとっての当てやすさ
4つのモデルを打ち比べてみましたが、はっきり言ってどのモデルも高性能でした。とくにヘッド性能については、どのモデルもミスヒットに強く、ほどよく球をつかまえやすく、飛ばしやすい適正スピン量に収まってくれていました。甲乙を付けがたいです。

また、カタログ上のスペックではクラブ重量や長さにおいて多少の差がありますが、体感的に気になるほどではありませんでした。スペックは、それほど重視すべき項目ではないようにも感じました。
では、何を重視してモデルを選ぶべきかというと、やはり個人のスイングに合った“振りやすさ”と“当てやすさ”だと思います。そこに大きく関係してくるのが標準装着されているシャフトのしなり感や動きです。今回は、筆者が感じた各モデルのシャフト特性についても書いていますが、できればご自身でも打ち比べてみて、自分がいちばん振りやすくて当てやすくモデルを探し出してみてほしいです。
試打・文/鶴原弘高
つるはら・ひろたか/1974年生まれ。大阪出身。ゴルフ専門の編集者兼ライター。仕事のジャンルは、新製品の試打レポート、ゴルフコース紹介、トレンド情報発信など幅広く、なかでもゴルフギア関連の取材が多い。現在はゴルフ動画の出演者としても活躍中。YouTubeチャンネル:『A1 GOLF CLUB』(https://www.youtube.com/@A1_GC) Instagram:@tsuruhara_hirotaka
【取材協力】フライトスコープジャパン

今回の取材はフライトスコープジャパン本社内のパフォーマンススタジオをお借りし、「FlightScope MEVO Range」と「Pro V1 RCT」ボールを用いて計測を行いました。
公式サイトhttps://flightscope.co.jp/
- 1
- 2
最新の記事
pick up
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
“自分で操りたい派”に刺さる? テーラーメイドの新「SYSTM2(システムツー)」パター登場! 世界的ヒット作「スパイダー」との違いは?<PR>
-
今後ゼクシオはどこへ向かうのか? 家田社長が語る「25年」の継承と「XXIO 14」の挑戦<PR>
-
これが最新電気自動車の現実だ! 往復600キロのゴルフ旅を日産 新型「リーフ」で行ってわかった“BEVの安心感と実用性”<PR>
ranking











-150x150.jpg)