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- 左へのミスは“ライ角調整”で改善? シリーズ男・今江敏晃がミズノのフィッティングで悩み克服
プロ野球・千葉ロッテマリーンズで2度の日本一に貢献し、日本シリーズでは2度ともMVPを獲得した今江敏晃(いまえ・としあき)さん。ベストスコアは72で大のゴルフ好きとしても知られています。今回は、知り合いの芳賀洋平プロのアイアンを試打した際に衝撃を受けたことをきっかけに、ミズノの直営店「MIZUNO TOKYO」を訪れ、フィッティングを受けることになりました。
ミズノのアイアンに衝撃を受け、フィッティングへ
千葉ロッテマリーンズを2度の日本一に導き、日本シリーズでは2度ともMVPを獲得した今江敏晃さんは、現役引退後に東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務め、現在はプロ野球界を代表するゴルフ好きとしても知られています。
「家でもよくゴルフ番組を見ていますし、月に5回はラウンドに行きます。本格的にゴルフにのめりこんだのは楽天の育成コーチ時代でした。朝、楽天の練習グラウンドに行く前に近くのゴルフ練習場に行って、帰りはまたゴルフ練習場に通っていました」
「仙台はゴルフ環境が良くて、家から30〜40分くらいでコースに行けたんですよ。ゴルフ場で松山英樹選手が回っているのを見かけたこともありますし、練習場で金谷拓実選手を見たこともあります。感動しましたね」
道具へのこだわりも強いといいます。現在は国内メーカーのフォージドアイアンを使っています。ただ、一緒にラウンドした芳賀洋平プロのアイアンを打たせてもらったときに衝撃を受けたそうです。

「アイアンは練習場ではうまく打てるのですが、コースに行くとライナー性の球になったり、左に巻いたりしてしまうミスが多くなります。ラウンドでアイアンの調子が良くなかった時に、一緒に回っていた芳賀プロから『これ、打ってみる?』と言われて試打させてもらい、衝撃を受けました」
「私も20年以上ゴルフをやっていますが、あんなアイアンは打ったことがありませんでした。抜けも打感も良くて、打球もきれいに飛んでました。構えたときは少し小さいかなと思いましたが、難しさはあまり感じませんでした。それが『Mizuno Pro S-3』だったんです。そこで芳賀プロに相談し、今回フィッティングをお願いすることにしました」
3球打ってもらった今江さんのスイングタイプは?
今回、今江さんはミズノの直営店「MIZUNO TOKYO」(東京都千代田区)を訪れました。フィッティングを担当したのは、ミズノ認定クラブフィッターの山本匡志さんです。
まずはミズノ独自のフィッティングシステム「SET OPTIMIZER」でスイング特性を分析しました。
計測の結果、今江さんのスイングテンポは比較的ゆったりしており、ヘッドスピードがあるため元調子はもちろんのこと、中間部がしなるシャフトと相性が良いことが分かりました。

ライ角診断も行うと、インパクト時にソールのヒール側から接地していることが判明。フェースが必要以上に返りやすくなり、左へのミスにつながっていたのです。山本さんは次のように説明します。
「一般的な7番アイアンのライ角は62度ですが、今江さんはやや手元を低くして構えるタイプです。どちらかといえばフラット系のスイングに近いので、ライ角を1、2度小さくしたほうが合うでしょう」
実際にライ角を60度へ変更すると、それまで出ていた左へのミスが減少。ストレートボールが続くようになりました。
「ライ角でこんなに変わることに驚きました。私もギアが好きなのでいろいろ勉強してきましたけど、やっぱりプロに見てもらうと違いますね」(今江さん)
「プロジェクトX」が今江さんにはマッチ!
ライ角が決まったところで、いよいよ「SET OPTIMIZER」が推奨する組み合わせの試打がスタートします。
シャフトは「ダイナミックゴールド X100」や「N.S.PRO MODUS3 TOUR 120 S」などを試打しましたが、タイミングや打点が合わず、最後に試した「プロジェクトX 6.0」が好感触だったようです。

「振りやすいですね。フェースにしっかりボールが乗ってくれる感じがあります。打感も良かったです」(今江さん)
「『SET OPTIMIZER』の推奨順位でも『プロジェクトX』がトップでした。今江さんのスイングタイプに最も合っていると思います」(山本さん)
さらにワンフレックス硬い「プロジェクトX 6.5」を試すと、打点と飛距離がさらに安定しました。
「これですね! 打感も良いし飛距離も出ています。初めて『Mizuno Pro S-3』を打ったときの抜けの良さは、まさにこれでした」(今江さん)
「打点もセンターに集まっていたので、飛んでいるだけでなく、キャリーの距離が安定していました。インパクトに厚みがあったのも良かったです」(山本さん)
7番アイアンは「Mizuno Pro S-3」と「プロジェクトX 6.5」の組み合わせで理想的な結果となりました。一方、今江さんは5番、6番アイアンに悩みがありました。
「200ヤードの5番アイアンや180ヤードの6番アイアンはミスが出やすく、球も上がりにくいんです。フェアウェイバンカーからでも楽に打てるミドルアイアンが欲しいですね」(今江さん)
そこで山本さんが提案したのが、5番と6番に「Mizuno Pro M-13」を採用するコンボセットでした。
「これは楽に打てますね。『Mizuno Pro S-3』より少しはじき感がありますが、高さも出しやすいし飛んでいる感じもします」(今江さん)
フィッティングの奥深さを体感
人生初の本格的なフィッティングを終えた今江さんは、満足そうな表情でこう語りました。

「自分でもクラブのことは勉強してきたつもりでしたが、最先端のフィッティングは本当にすごかったです。同じシャフトでもスペックが違うだけで飛距離も弾道も全然違いました」
「長くゴルフをやってきましたが、初めて自分に合ったアイアンが見つかった気がします」
ゴルフクラブは同じモデルでも、ライ角やシャフト、グリップの組み合わせによって性能が大きく変わります。今回のフィッティングは、今江さんにとって最適なクラブを見つけるだけでなく、自分のスイングを客観的に知る貴重な機会にもなったようでした。
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