「スピーダーNX」は日米フジクラの長所が合体した“全部乗せ”シャフト
フジクラ大人気シリーズ「スピーダーNX」「スピーダー NXグリーン」を、難しい専門用語を使って説明してもピンと来ないと思います。ただ、この2種類のシャフトは、日米チームの長所が合体した“全部乗せ”シャフトなんです。
PGAツアーで人気の「ベンタス」を生み出した米国チームと長年「スピーダー」を進化させた日本チームの知見が合体して開発されました。従って、幅広いゴルファーの高評価を得られているのも当然だと思います。

シャフトの特徴としては、シャフトのねじれ「トルク」に着目し部分的に設計されたシャフトです。恐らくみなさんが知りたいのは、「スピーダーNX」と「スピーダー NXグリーン」のどっちが「飛ぶのか?」「曲がらないのか?」や「ベンタスとどう違うの?」を含めたシャフトの性格や特徴についてではないでしょうか。
「ベンタス」をハードに感じたゴルファーに合う「スピーダーNX」
ゴルファーがカスタムシャフトに求めるものは多様です。エースドライバーをリシャフトしたら「もっと飛ぶ」「曲がらなくなる」を実感しなければ、簡単にゴルファーからダメ出しが出てしまいます。

ブルーを基調にした「スピーダーNX」を、最新のマルチシャフトアナライザーを使ってしなり曲げ剛性(EI)を計測、グラフ化してみました。すると、カタログ表記にある「中調子」だけでは分からなかった、「美しい曲線」をしなり曲げ剛性(EI)のグラフが表すことが分かりました。
決して硬いと感じさせない振り心地がありながら、しっかりした部分としなる部分が非常に滑らかです。同社の「ベンタス」シリーズをハードに感じたゴルファーでも、「スピーダーNX」なら気持ちよく振り抜けるはずです。