前作よりもややハード!? 女子プロ支持率の高い「スピーダー NX グリーン」を試してみた

渋野日向子なども使用、女子プロの使用率が高かった前作「スピーダー NX」。その新作となる「スピーダー NX グリーン」が昨年発売になり人気を集めています。そこで、ゴルフイラストレーターの野村タケオさんに早速試してもらいました。

使用女子プロも多い「スピーダー NX グリーン」

　みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。女子ツアーで使用率の高いシャフトメーカーといえば、なんといっても藤倉コンポジットです。「スピーダー NX」や「ベンタス」など、かなりのプロが使っていますよね。

　そんな藤倉コンポジットから新作の「スピーダー NX グリーン」が発売になりました。すでに多くのプロが使っているということなので、気になりますね。

　前作の青いNXの後継モデルということですが、いったいどんなシャフトなのでしょうか？　コースに持ち込んで試打してきました！

「スピーダー NX」といえば、発売されるなり大人気で、女子プロの使用率も高かったわけですが、今回の「スピーダー NX グリーン」もすぐにチェンジするプロが多かったようです。これは興味がわきます。

　前作で採用された「VARIABLE TORQUE COREテクノロジー」（VTC）という、トルク分布をより緻密にコントロールする技術をアップデート。

　手元側のトルクを前作よりも抑えることで中間部とのトルク差をより大きくし、なめらかなフィーリングで一体感のあるシャフト挙動と、更なるヘッドスピードアップを実現しています。

　また先端部のトルクを抑えることで、ミスヒットにも強く、強い弾道が打てるようになっています。

　僕が試打したのは「NX グリーン」の50S。重量57.5グラムでトルク4.9の中調子というスペックになっています。エースとして使っているタイトリストのTSR4のヘッドに、45.25インチ（60度法）で組んで試打しました。

「NX グリーン」のデザインは前作の「NX」とほぼ同じなのですが、色が名前のとおり「グリーン」になっています。前作でブルーだった部分がグリーンになっているってことですね。