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- ボールをグッと押してくれる「鉄芯」て何だ!? ミズノの新作ドライバー「ST-230」を最速試打
ミズノは2月21日、新製品として「ST-230」シリーズを発表しました。ソールに新たな搭載された“鉄芯”、「コアテック チャンバー」によって、フェースの反発性能が高まったと言いますが、どんなクラブに仕上がっているのでしょうか。
インパクトの衝撃を受けて「鉄芯」が前に進む
ミズノは2月21日、アスリート向けモデルの最新作として「ST-230」シリーズを発表しました。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティーがラインアップされ、3月10日に発売開始します。

「ST」シリーズと言えば、これまでソールを波型に成型した「ウェーブテクノロジーソール」によって、フェース周辺のたわみを増やすことでボール初速を上げる工夫をしていることが特徴でした。しかし、最新モデルではその部分にTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)とステンレスで一体成型した「鉄芯」を埋め込む「コアテック チャンバー」というまったく新しいテクノロジーを搭載しています。
ミズノは最新モデルを開発する中で、ボール初速を出すために、さまざまな構造をテストしてきました。その中で最も効果があったのが今回採用された「鉄芯」を埋め込む構造だったと言います。
そのメカニズムを理解するには、電車をイメージすると良いでしょう。高速移動する電車が急ブレーキをかけた場合、中に乗っている人は進行方向によろけますよね。これは移動中、人に慣性の力が働いているから起こることなのですが、「ST-230」に搭載された鉄芯は電車の中の人が進行方向に動かされるのと同じく、インパクトの際にボールを進行方向に押すように動いてくれます。それによって、ヘッドがボールを押し返す力がより強くなり、ボール初速が高まるのだと説明しています。
ミズノのテストでは、前作に比べて高初速エリアが130%も広がったと言います。つまり、ミスヒットでもボール初速が落ちにくく、安定して飛ばせるドライバーになっているのです。実際、すでにツアートーナメントで「ST-230」シリーズのドライバーを実戦投入した契約プロの多くも、ボール初速の伸びを実感しており、鉄芯には確かな効果があると言えそうです。
今回は発表に先立ち、「ST-230」シリーズのクラブを試打する機会に恵まれましたので、ドライバーを中心に最新モデルのインプレッションを紹介していきます。
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