小祝さくらが“下巻き7重分”の超極太グリップでパーオン率“18分の18” 女子ツアーでブームの兆し!?

今季2戦目の明治安田生命レディス ヨコハマタイヤで昨年9月以来となるトップ3入りを果たした小祝さくら。大会通してのパーオン率は93%、2日目には18分の18を記録するなどショットが絶好調。今シーズンから極太グリップを使用していることが、ショットの安定に貢献したようです。

一般女性と比べても手の小さい小祝さくらがなぜ?

 今季2戦目の明治安田生命レディス ヨコハマタイヤで昨年9月以来となるトップ3入りを果たした小祝さくら。今シーズンから極太グリップを使用していることが、ショットの安定に貢献したようです。

開幕2戦目で3位タイに入った小祝さくら 写真:Getty Images
開幕2戦目で3位タイに入った小祝さくら 写真:Getty Images

 昨シーズンから吉田直樹コーチの指導を受けるようになり、フェードを打つためのスイング改造に挑戦した小祝ですが、今年は新スイングに合わせてグリップも変えています。昨年までのグリップはオーソドックスな太さの「ニオン」(ゴルフプライド)でしたが、今年はグリップの下側(右手側)が下巻き(グリップを固定するための両面テープ)4重分と同等の太さになっている「MCC TEAMS PLUS4」(ゴルフプライド)を使用。

 このグリップは右手側が太くなっていることでテーパーレス(先細りになっていない)に近い形状になっているのが特徴です。さらに小祝は、グリップの下に3重の下巻きをしています。つまり、右手側に関しては下巻き3重の上に、下巻き4重分と同じ太さのグリップがあることで計7重分の太さになっています。

ゴルフクラブのグリップは超重要!ゴルファーと唯一の接点であるグリップのすべて

 その狙いについて小祝さくらは次のように語っていました。

「どうしても利き手(右手)を使い過ぎてしまう癖があるので、利き手で握る部分(グリップの下側)を太くすることでそれを抑えるようにしています」

「MCC TEAMS PLUS4」はツアープロのフィードバックを反映しており、グリップエンド側はコード、シャフト側はラバーという複合素材になっています。

 極太グリップはもともと海外メジャーでも優勝しているバッバ・ワトソンやブライソン・デシャンボーなど手のサイズが大きい選手に好まれる傾向がありました。しかし、小祝さくらのグローブサイズは「18」。一般男性ゴルファーのグローブサイズは23~24。女性でも19~20が標準とされているので、小祝の18はかなり小さめです。

 それでも今大会のパーオン率93%、2日目はなんと18分の18という数字を見ると、小祝にとってグリップを太くしたメリットは大きかったようです。一般アマチュアもフックに悩んでいる人は検討の価値があるのではないでしょうか。

ゴルフクラブのグリップは超重要!ゴルファーと唯一の接点であるグリップのすべて

 今シーズンは小祝だけでなく大里桃子も「MCC TEAMS PLUS4」を使用しており、他のシード選手らも積極的にテストをしていると言います。2023年の女子ツアーは極太グリップがブームになるかもしれません。

小祝 さくら(こいわい・さくら)

1998年4月15日生まれ、北海道出身。98年度生まれの“黄金世代”の1人として2017年にプロ入り。19年サマンサタバサガールズコレクション・レディースで初優勝。22年シーズンは2勝を挙げて、メルセデスランキング7位に。ニトリ所属。

【写真】エグいパーオン率を叩き出した小祝さくらの“超極太グリップ”実際の画像

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小祝さくらの実際の使用クラブに装着されているゴルフプライドMCC TEAMS PLUS4 写真:ゴルフプライド提供
小祝さくらの実際の使用クラブに装着されているゴルフプライドMCC TEAMS PLUS4 写真:ゴルフプライド提供
開幕2戦目で3位タイに入った小祝さくら 写真:Getty Images

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