「MADE IN JAPAN」シャフトは高弾性「多軸組布シート」で飛ばす
コンポジットテクノ社の「Fire Express(ファイアーエクスプレス)」シリーズは、カスタムシャフトの中でも非常に個性的なコンセプトモデルがたくさんあるブランドです。

また、メーカー純正オリジナルシャフトも完全「MADE IN JAPAN」にこだわり設計。現在、ロイヤルコレクション「AM-X」、「TM-X」シリーズをはじめ、数多くのクラブメーカーに採用されています。
今回は超特急シャフト「ファイアーエクスプレス」ウッド用人気モデルを一気に試打してみたいと思います。
まずはスカイブルーのロゴが目印の「AMBAY」(4万7300円、税込み)から。重量こそ50グラム台と一般的ですが、対応ヘッドスピード38〜45メートル/秒を「ワンスペック」、つまりたった一つのモデルでカバーするフリーフレックス設計。
軟らかすぎない振り心地ながら、まるでムチのような走り感で「しなり」の力をボールスピードに転換する非常に個性的なモデルです。どんなシャフトを使っても「軟らかすぎてタイミングが取れない」、「硬過ぎて最適な弾道が得られない」と感じていたゴルファーには「ハマる可能性大」のモデルになっています。

次にブラック&プラチナカラーの「PROTOTYPE V(プロトタイプ ファイブ)」(8万2500円、税込み)。
軽量かつしっかり目の「軽硬」シャフトは、部分的に多様な多軸組布シートを採用。切り返し時には粘るようにしなるのに、インパクトゾーンではしっかりしなり戻りが得られるカスタムシャフトらしい挙動が特徴的。シャフトの力で飛ばしたいゴルファーにはオススメのモデルです。
レッドクリアー&ゴールドコスメの「HR」(6万3800円、税込み)は、ヘッドスピードアップに特化したモデル。先端部に採用されたタングステンパウダーシートの効果で、しなやかな振り心地なのに当たり負けしないインパクトになります。
これらの「ファイアーエクスプレス」シリーズのシャフトは、見た目にも「多軸組布」の模様がくっきり見える高級感も兼ね備えています。