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- スライスはスタンスで直せます! 右足を引いてクラブが下りるスペースを確保しよう
ドライバーの飛距離アップは、多くのプレーヤーが望むゴルフのスキル。1ヤードでも遠くに飛ばすには、どうすればいいのだろうか。2017年シーズンのドライビングディスタンスで8位(248.58ヤード)に入った女子ゴルフ屈指の飛ばし屋・川崎志穂に飛距離アップのコツを聞いてみよう。
球がつかまらないカット軌道の修正法
スライスで悩んでいるアマチュアゴルファーの方は多いですよね。ボールがつかまらない大きな原因は、アウトサイドイン軌道にあります。いわゆるカット軌道でクラブをふりおろすと、ボールにスライス回転がかかり、右に曲がる弾道になってしまいます。
修正するには、インサイドからクラブを振り下ろす必要があります。この軌道を簡単に手に入れる方法がクローズスタンスです。

スクエアに構えたら、右足を後ろに引いてアドレスしてください。これだけでOK。後はいつもどおりにスイングすれば、懐にスペースが生まれ、ダウンスイングで手元を体の近くに下ろせるようになります。
注意点は、左足を前に出してクローズスタンスを作らないこと。左足の位置を動かすと、ボールと自分の位置関係が狂ってしまうからです。「左足を前に出す」ではなく、「右足を引く」でクローズスタンスを作りましょう。
クローズスタンスは一石二鳥! ヘッドも走ります
スライスする人にとっては、ボールがつかまるだけでも飛距離アップしますが、クローズスタンスは他にも飛距離が伸びる要素があるんです。それはヘッドスピードが上がること。
ダウンスイングで体が飛球線側に流れると、ヘッドが走らず、効率的に飛ばすことができません。

クローズスタンスなら、ダウンスイング以降で体の左サイドに壁ができ、クラブヘッドと体が引っ張り合う状態を作ることができます。いわゆる「ビハインド・ザ・ボール」の形でインパクトできるわけです。
ポイントは、できるだけ右足のカカトを浮かさずにクラブを振り下ろすこと。早い段階で右足カカトが浮くと、体が流れてしまうし、手元が前に出て、カット軌道にもなるので要注意。
ベタ足でインパクトするくらいのイメージで振ると、球がつかまってヘッドスピードも上がりますよ。
取材協力・姉ヶ崎カントリー倶楽部(千葉県)
【レッスン】川崎志穂(かわさき・しほ)

1996年5月9日生まれ、千葉県出身。拓殖大学紅陵高卒業後、2017年はQT25位の資格でレギュラーツアーにフル参戦。同年は3度目の挑戦でプロテスト合格も果たす。170センチの長身を活かした飛距離が魅力。2017年シーズンはドライビングディスタンス8位(248.58ヤード)に入っている。ミツウロコグループホールディングス所属。
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