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- 菅楓華の“チップインを生む10ヤード術” 寄せワン率が激変する3つの鉄則
ピンまで約10ヤードのアプローチで差がつくのは技術の精度。菅楓華のチップインを生んだ「フィニッシュ静止」「1ヤード刻みの距離感」「パターに頼らない」という3つのポイントを解説する。
菅楓華のチップイン
ピンまで約10ヤード。グリーンエッジからのアプローチは「確実に寄せワン、あわよくばチップイン」を狙いたい場面です。
3月12日から台湾で開催された「台湾ホンハイレディース」では、菅楓華が2位に6打差をつけて優勝。最終日11番では、グリーン奥から約10ヤードのアプローチをチップインバーディーとし、一気に独走態勢に入りました。

アプローチは基本的にピンまで近いほどやさしくなりますが、その一方で距離が短いからこそダフりやトップといったミスも出やすくなります。
そうしたミスを防ぎ、菅のようにチップインを狙うためのポイントは、「フィニッシュ静止」「1ヤード刻みの距離感」「パターに頼らない」の3つです。
フィニッシュ静止
スイングで重要なのはインパクト後です。クラブの重みでボールを運ぶイメージを持ち、ヘッドを押し出すようなフォロースルーは避けます。
そしてフィニッシュでは動きを止めます。パッティングと同様に、体幹で前傾姿勢とクラブを支え、ボールが止まるまで体勢を維持することで、インパクトの再現性が高まります。
リカバリー率11位(3月30日時点)の菅のチップイン時も、ボールがカップインするまでフィニッシュを崩していませんでした。
キャリー5ヤードまで1ヤード刻みの距離感
ピンまで10ヤードの場面では、キャリーとランの比率は番手や傾斜によって変わりますが、キャリーはおおむね2~5ヤードに収まります。
寄せワンの確率を高め、チップインも狙うためには、この距離帯を「1ヤード刻み」で打ち分ける感覚が不可欠です。キャリー1ヤードのズレが、結果として大きな誤差につながるためです。
例えばキャリーとランが1:1の場合、5ヤードキャリー+5ヤードランでピンに届きますが、キャリーが4ヤードになるとトータルは8ヤードとなり、2ヤードのショートになります。
一方、1:4の状況では、2ヤードキャリー+8ヤードランで10ヤードですが、キャリーが3ヤードになるとランは大きく伸び、トータルで大きくオーバーします。
このように短い距離ほど誤差がスコアに直結するため、キャリー5ヤードまでは1ヤード単位で打ち分ける精度を身につけることが重要です。
(※)実際にはスピン量の変化により比率は変動するが、ここでは単純化して説明
グリーン外からパターに頼らない

グリーンエッジから約10ヤードという状況では、多くのゴルファーがパターを選択します。ミスのリスクが少なく、大叩きを防ぎやすいためです。
ただし、中長期的にスコアアップを目指すのであれば、あえてパター以外のクラブでアプローチを選択することも重要です。
成功しても失敗しても、その1打がショートゲームの引き出しを増やし、結果的に寄せワン率の向上につながります。
解説:野洲明
ゴルフ活動家/各種スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとに、論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。
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