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- 四十肩・五十肩はむしろスイング改善のチャンス!? “痛くない”効率的で飛ばせる振り方とは?
「いつまでもゴルフをし続けたい」と考えている人も多いかもしれませんが、年齢を重ねると体に不調が出やすく、特に四十肩や五十肩になると大きく振れなくなるのではと思われがちです。では、どうすれば四十肩や五十肩でも無理なく打てるようになるのでしょうか。
むしろ「下半身リード」で理想的なスイングを作れる
ゴルフは、老若男女問わず楽しめるスポーツであり、「一生の趣味」とも言われています。そのため「いつまでも、ずっとゴルフができる体でい続けたい」と考えている人も多いかもしれません。
しかし、年齢を重ねるごとに体の至る所に不調が出てきてしまうのも事実で、特に四十肩や五十肩になると大きくスイングできなくなり、飛距離を伸ばせられなくなることが“大人ゴルファー”の悩みの種でもあります。

では、どのようにすれば四十肩や五十肩を抱えていても、無理なくスイングできるようになるのでしょうか。レッスンプロの三浦辰施氏は、以下のように話します。
「可動域がある程度残っているのなら、その範囲内で無理のないスイングを作ることは可能です。むしろ、四十肩や五十肩だと手や腕だけで振ろうとせず、体全体を使った振り方に近づくので『手打ちにならずに済む』と、都合良く考えてみるべきだと思います」
「まず『腕が上がらない=トップの位置が低くなる』ことになりますが、プロゴルファーを見るとクラブをあまり高く上げていないのに、飛距離が出る人もたくさんいます。そもそもトップの高さと飛距離に大した関係はなく、ダウンスイングでクラブを速く振れているかの方が大事なのです」
「体幹による股関節と胸の連鎖に始まり、その次に肩や腕へと動きが伝わっていく流れの中で、どの部分から痛みが発生するのかを把握し、自分にマッチしたスイングへと見直していくことが、いわゆる『ショートトップ』でも無理なく打てるようにするコツです」
「腕や肩を使い過ぎないスイングの身に着け方としては、『歩きながらハーフスイングの素振りをする』方法がオススメです。歩行運動では、脚が交互に出る際に自然と左右の体重移動が伴います。その中で素振りの動作を加えることにより、腕や肩がメインで過剰な負荷がかかる振り方ではなくなり、しっかりと下半身リードで振れるようになるのです」
三浦氏によると、トップで大きく振りかぶるとクラブを切り返すのに時間がかかり、かえってヘッドスピードが遅くなってしまう人も少なくないそうです。
そのため、第1段階として『あまり振りかぶらない“ショートトップ”でも問題ない』という点を理解し、第二段階では腕や肩に力を入れるようなスイングを避け、代わりに下半身を使って振ることを意識していくと良いと言います。
ストレッチを入念にしようとすると、かえって危険?
また、四十肩や五十肩になった人の中には「今までよりもストレッチを入念にやれば、大丈夫なの?」と考える人もいるかもしれませんが、実際どうなのでしょうか。三浦氏は、以下のように話します。
「個人的な経験上、やり方によってはストレッチで肩がほぐれるどころか、反対に痛めやすくなってしまう場合もあるのではないかと思います。特に『ストレッチはゴルフの前しかやらない』という人の場合、準備運動とはいえ日常生活であまり行わない体の動かし方をすると、余計に腕や肩が使い物にならなくなるでしょう」
「自分自身も以前、普段から冷や汗をかくくらい肩が痛い中でも無理をしてまでストレッチをやり、結果的に体にとても負荷をかけてしまった経験があります。決して無理をせず、クラブを動かせる範囲内でスイングをするべきなので、下半身リードかつ胸の動きをメインとした振り方ができるようになったほうがいいと思います」
「そのほうがシャフトのしなりを生み出しやすいため、飛距離やミート率が今まで以上に良くなる可能性だって考えられます」
四十肩や五十肩をきっかけに、ゴルフから遠ざかってしまった人も多いかもしれません。しかし、コンパクトなスイングでも飛距離を確保できるようになり、そのうえ理想的なフォームも作れるチャンスなのだと考えれば、肩の痛みはゴルフを諦める理由にしなくて済みそうです。
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