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- ゴルフ練習場1階と2階どっちがいいの? レッスンプロが教える正しい使い分け方
大型の打ちっ放し練習場は、2階席や3階席まであることもあります。そのため、利用機会が少ないビギナーにとっては、どこを使うべきなのか分からなくなりがちですが、1階席と2階席以上のどちらで練習すると良いのでしょうか。
1階席はアプローチ練習に向いている
大型の打ちっ放し練習場は、何百席と打席が設けられているだけでなく、2階席や場所によっては3階席まである場合もあります。そのため、利用機会が少ないビギナーにとっては、どこを使うべきなのか分からなくなりがちです。
「どの階で練習するかによって上達具合も左右されるの?」と思う人もいるかもしれませんが、、練習場は1階打席と2階以上の打席どちらで練習すると良いのでしょうか。沖縄県のエナジック具志川ゴルフクラブ総支配人であり、レッスンプロでもある三浦辰施氏は、以下のように話します。
「1階打席と2階または3階打席で上達するスピードに大きな差はありませんが、どんな練習をしたいかに応じて、うまく使い分けると良いでしょう」

「まず、1階打席は地面とほぼ同じ高さから打つので、打席に立った時の目線や見え方がコースに似ており、本番に近い環境で打てるというメリットがあります。特にオススメなのはアプローチの練習で、弾道や打球速度をしっかりと見ながら距離感をつかむことができます」
「ただ、大半の練習場はやわらかい天然芝ではなく硬い人工芝に向かって打つので、狙った場所の近くに止めるのは若干不向きという特徴があります。そのため、『何ヤードの地点へ確実にボールを落とせるか』といった、落としどころの正確性を養う練習をしたほうが良いでしょう」
「1階打席のデメリットは、すくい打ちやアッパーブローのスイングになりやすいという点が主に挙げられます。練習場の中には、ボールを効率よく回収するなどの観点から、打球の落下地点が上り傾斜になっている場所も多いです」
「1階打席だと勾配が余計にきつく見えるため、ボールを無理して上げようとして力みやすくなる点は注意すべきでしょう。アイアンやウェッジでのアッパーブローは、ダフリやトップなどの初歩的なミスを増やしてしまうリスクが高まります」
なお、2階建て以上の練習場では1階打席が早く埋まりやすく、とりわけコースを意識した実戦的な練習をしたい中・上級者は、好んで1階席を選ぶ傾向があります。その理由として、中・上級者ほどアプローチををはじめとした短い距離感の重要性を理解していることがあるでしょう。
2階席以上は弾道チェックに最適
では2階や3階の打席を利用する際は、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。三浦氏は以下のように話します。
「2階席以上の場合は、高い位置から打つことになるので弾道が見やすく、ドライバーショットなどの練習に向いています。特に曲がり幅の把握には長けており、スライスやフックで悩んでいる人は『今の振り方だと、どのくらい曲げてしまうのか』や『狙った方向に打てるようにするにはどうすればいいか』といったことを考えるのに最適です」
「さらに、打ち下ろしになっていると無理してボールを上げる必要がないため、力まずスムーズに振り抜ける点もメリットです。ただ、地面からの高さがある分、ボールが着弾するまでに距離や時間がかかり、正確な距離感をつかむのには多少の難があります」
「また、2階打席や3階打席は雨が吹き込んできた際に水を逃がしやすくするため、左足下がりになっている練習場も少なくありません。仕方がないとはいえ違和感や打ちづらさを感じる人もいるかもしれませんが、逆手に取れば『ダウンブローのスイングを作りやすくなる』と捉えることもできるので、むしろメリットになる場合もあるでしょう」
そして「ビギナーはまず、力まない振り方を定着させることが大事なので、個人的には2階打席や3階打席で多めに練習するのがオススメ」だと言います。
練習目的に応じて、1階打席とそれ以外の階の席を選べるようになれば、コースでも極度に緊張せず、より効率的にスコアアップを目指せるかもしれません。
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