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- ゴルフ場の風呂でタトゥーは絶対ダメ? ワンポイントならそろそろ解禁してもいい?【600人アンケート】
海外では容認されている国が多いファッションタトゥー。日本でも若者を中心に規制緩和を求める声が挙がっていますが、もしゴルフ場の浴場にタトゥーを入れた人が入ってきたら……。アナタならどう思いますか?
大なり小なり不快感を覚える人が4人に3人
タトゥーというと、日本人は背中一面の入れ墨を連想する人もまだ多いですが、最近、若者の間では、ファッションタトゥーと呼ばれるワンポイントの入れ墨がカジュアルに受け入れられてきています。実際にタトゥーを入れている人はそこまで多くはないでしょうが、第三者的にみて「入れてもいいんじゃないか」「お洒落だと思う」という人は確実に増えているようです。
当然のことながら、そういうファッションタトゥーを入れた若者もゴルフ場に出入りするようになっていますが、日本のゴルフ場では大きさにかかわらず「入れ墨お断り」の掲示がある場合がほとんどです。そこでe!Golfのサイト内で、こんな質問を投げかけてみました。「タトゥーのある人の入浴についてお考えを教えてください。手のひらで隠れる程度の小さなタトゥーの場合、最も近いものは?」
選択肢は、「まったく問題ない」「快くは思わないが可」「テーピングで隠せば可」「絶対入らないでほしい」「その他」の5つ。
有効回答数は648で、最も多かったのが「快くは思わないが可」で258人(39.8%)、次に「まったく問題ない」で166人(25.6%)、以下「絶対入らないでほしい」が123人(19.0%)、「テーピングで隠せば可」が87人(13.4%)、「その他」が14人(21.3%)という結果になりました。
「まったく問題ない」が25.6%だったことを考えると、裏を返せば約75%が大なり小なりの不快感を持っているということ。その中には、「タトゥーが任侠映画の入れ墨とは異なる」ということを理解していない人もいるかもしれませんが、まだまだ“彫り物”に関しては抵抗があるようです。
タトゥーに対する認識が日本は遅れているという人もいるが…
まずは、容認派の意見から。
「今どきそんな人も多いから」「世界的に見ればファッションになっているから」「入れ墨=反社会的勢力ではないから」「手のひらサイズのタトゥーなら問題ないと思う」「反社のイメージをいつまでも持っているのは時代遅れ」というのが、「まったく問題ない」人の考え。“ファッション”と捉えている人や「海外では何の問題もないはず」と考えている人が多いようでした。
「快くは思わないが可」もほぼ同意見。ただし4割の人は、「時代の流れなのでとやかく言うつもりはないが、正直言うと不快感を覚えている」ということ。根本的には嫌がっているといっていいでしょう。
「テーピングで隠せば可」は現実的な提案といえるでしょう。
「他人に見えなかったらいいと思う」「日本の文化としてタトゥーはダメというのは残したい」「ゴルフ場の決まりで入浴禁止なら、少なくとも隠して入るべき」「快くは思わないが、周りに気を使って入ってくれればいい」など。「隠していれば、入浴は嫌だけどシャワーで体を洗うくらいなら問題なし」という意見もありました。
一方、約20%を占めた「絶対入らないでほしい」という人の意見には、怒りさえ感じるものも。
「自己主張なのだと思うが、不快に感じる。そもそもゴルフは紳士のスポーツで、日本では社交場にもなっている。絶対にNG」「タトゥーを入れている人の人格を想像したとき、些細なことでも激昂する人だと考えてしまう」「私を含め、怖いと思う人がまだ少なからずいる。私が生きている間はタブーであってほしい」「浴場でタトゥーNGは日本の一般常識」「これを許すと全身入れ墨もOKということになるので絶対無理」と、手厳しい意見が並びました。
今回のアンケートでは、「手のひらで隠れる程度の小さなタトゥー」ということで意見を求めたのですが、ゴルフ場の浴場ではその大きさに関係なく、5人に1人もの人が「絶対NG」と考えている以上、市民権を得るのはまだだいぶ先になるのかもしれません。
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