スポーツドリンク2本と空のペットボトル1本を用意
暦の上ではとうに立秋を過ぎたのに、10年に1度の猛暑といわれる今夏は、8月下旬になっても涼しくなる気配が一向に感じられません。ゴルファーの皆さんは、熱中症にならないよう万全の準備と十分な水分補給をしてラウンドに臨んでいることでしょう。

プレー中の水分補給で最も手軽なものというと、500ml入りのペットボトルが思い浮かびますよね。人にもよりますが、まずはすぐ飲める冷たいドリンクと後半用に凍ったドリンクをあわせて2~3本。自宅から持参したり、ゴルフ場近くのコンビニで買ったりしたのを保冷ケースに入れて持ち歩き、足りなくなったらゴルフ場で買い足す人が多いのではないでしょうか。
そこで“あるある”なのが、ガッチリ凍らせたスポーツドリンクがなかなかとけず飲みたくても飲めなかった、とけたそばからすぐ飲むため最後はスポーツドリンクの味がうすくなってしまった、などのパターンです。そうならないよう凍らせないでいると、あっという間にぬるくなってしまいます。
複数のペットボトルを、「すぐ飲めて」「ずっと冷たい」状態で保冷するいい方法はないものでしょうか。そんな思いでSNSに目を通していたら、これまで7万弱もリツイートされたナイスアイデアを見つけたのです。
誰にでもできる簡単な方法ですが、筆者のようにご存じない人も多いと思うので、皆さんとシェアしたいと思います。
(1)500ml入りのスポーツドリンク2本と空のペットボトル1本を用意します
(2)まず、スポーツドリンク1本を冷蔵庫で冷やします
(3)もう1本のスポーツドリンクは中身の半分を空のペットボトルに移し、スポーツドリンクが半分入ったペットボトルを2本つくります
(4)ペットボトルの肩のあたりを冷凍食品のケースなどに乗せて高くし、2本とも冷凍庫に斜めに置いて凍らせます。ゴルフの前夜までに行いましょう
(5)ゴルフ当日は、斜めに凍った空き部分に、冷蔵庫で冷やしておいたもう1本のスポーツドリンクを半分ずつ注ぎます。これで完成です
熱気ムンムンの“夏コミ”参加者によるナイスアイデア
お気づきのように、ポイントは斜めに凍らせること。斜めに置くことで凍った時の表面積が大きくなり、後から注ぐスポーツドリンクとの接触面積も増えるからです。
全部ガッチリ凍らせるとなかなかとけなかったり、だんだん味が薄くなったりすることがありますが、これなら注いだほうのスポーツドリンクもより冷たくなるし、薄まらずに最後までおいしく飲めそうですね。
ちなみに、ツイ主(エックス主?)さんは、“夏コミ”に参加する際にこの2本を常備するそうです。ゴルファーもこの通りに凍らせたものを保冷バッグに入れて行くといいですね。ドリンクを空のペットボトルに半分ずつ分けるのではなく、1本は半分、もう1本は3分の2から4分の3くらい入れて凍らせることで、とけるまでの“時間差”をつくるといった工夫もできそうです。
次のゴルフの機会に、さっそく試してみてはいかがでしょうか。