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- 調子の良し悪しは関係ない!? いいスコアで回るには結局「距離の短いゴルフ場」を選ぶのが一番いいの?
「調子がいいのにスコアが悪かった」、「調子はイマイチだけどスコアがまとまった」。アマチュアゴルファーのスコアはその日の調子に関係がない場合もたくさんあります。では、結局スコアを左右しているものは何なのでしょうか。
いいスコアが出るのは圧倒的に「距離が短いコース」
今年の前半はいいスコアが出たと思ったら次のラウンドではひどいスコアになる不安定なゴルフが続いていましたが、7月中旬以降それなりのスコアでラウンドできる機会が増えました。
何がよくなったのだろうとスコア履歴を細かく見ていたところ、あることに気づきました。いいスコアが出ているのは総距離が6200ヤード以下の距離が短いコースが多かったのです。
自分のゴルフの調子がよくなったのかと思いきや、距離が短いコースばかりラウンドしていたのでスコアがまとまっていたことが判明しました。

これは自分でも心当たりがあります。18ホール中10ホールを占めるパー4のティーショットで、ドライバーでまずまずのショットが打てたときに8番アイアンよりも短いクラブでグリーンを狙うことができるとパーオン率が上がります。パーオン率が上がるとパーが取れる確率が高くなりますから、スコアがまとまりやすくなります。
一方で、ドライバーでまずまずのショットが打てても、ミドルアイアンやユーティリティーでグリーンを狙わなければならないときはパーオン率が下がります。
筆者にとってドライバーでまずまずのショットというのは、ティーイングエリアから220~240ヤード地点のフェアウェイかフェアウェイサイドのラフです。
そして8番アイアンの飛距離が130ヤードですから、350~370ヤード以下のパー4が多いとスコアがまとまりやすいということになります。逆に380ヤード以上のパー4が多いとスコアがまとまりにくいです。
たまに400ヤード以上のパー4があるとティーショットを打つ前から2オンを諦めています。そうしないとティーショットでリキんでOBを打ち、大たたきにつながるからです。
パー3に関しても、130ヤード以下のホールはパーオン率が上がります。140~150ヤードになるとパーオン率が下がり、170ヤード以上はほとんどワンオンしません。
パー5に関しても、450~500ヤードであれば3オンを目指しますが、550ヤード以上あるホールはなかなか3オンしません。
プロゴルファーや上級者にとってパー5はチャンスホールかもしれませんが、アベレージゴルファーはスコアを崩しやすいホールです。スコアカードの7とか8という数字はほとんどがパー5です。逆にいうと、パー5を5か6で乗り切ればスコアはまとまります。
いいスコアで回りたければコース選びが重要
いいスコアが出ているコースにもう一つ共通点がありました。何度かラウンドしたことあるコースでいいスコアが出ており、初めてのコースでは出ていませんでした。
これはやはりコースの慣れがあるのでしょう。自分ではそれほど得意と思っているわけではないのですが、ティーショットをあそこに打つとグリーンが狙いやすいということが分かっているほうが、比較的落ち着いてプレーできるようです。
初めてラウンドするコースでは、カートナビのホール攻略を見ながらプレーしていても、ボールのところに行ってみたらグリーンまでの距離が思いのほか残っていたりすることがあります。そんな状況を見て落胆すると、次のショットはたいていミスします。
どうして距離の短いコースで何度もラウンドするようになったかというと、ゴルフ場のプレー料金が高くなったので、1万円以下でラウンドできるコースが減ったからです。1万円でおつりがもらえるコースにリピートするようになった結果、距離が短いコースでのラウンド頻度が増えたわけです。
飛距離が出る人にとっては、距離が短いコースはドライバーが振れないホールが多くなるので物足りないと感じるのかもしれませんが、ドライバーが当たっても220~240ヤードで、コスリ球や引っかけ球が出たら180~200ヤードしか飛ばないアベレージゴルファーは距離が短くても十分に楽しめます。
距離が短いコースだけでなく、フェアウェイが広い、OBが少ない、池やバンカーが少ない、アップダウンが少ない場合でもいいスコアが出やすいです。ゴルフ場を選ぶ基準は何といってもプレー料金でしょうが、同伴者に初心者がいるときはいいスコアで回れそうなコースを選ぶのも大事な要素です。
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