茅ヶ崎GLで「釣りandゴルフ」イベント　「タイパって言葉大嫌い！」な人ほど体験してほしい“タイパ抜群”企画

　地域密着で、ゴルフ場に「ゴルフをプレーする場所」以上の価値を創出する企画を次々に打ち出しているGDO茅ヶ崎ゴルフリンクス（神奈川県）。GDOが同コースを運営するようになって以来温めてきたという企画が実現します。その名も「1日体験！ 釣りandゴルフin茅ヶ崎」。ド直球なタイトルがすがすがしいこのイベントは11月11日（土）に開催されます。

　茅ヶ崎という土地柄、有名なサザンビーチから国道134号線を渡ってすぐというロケーションからして、マリンスポーツとのコラボは自然な流れではあります。実際、茅ヶ崎GLにはゴルファーが利用するクラブハウスのほかにサーフボード用のロッカーやシャワーを備えるサーファーステーションを併設。茅ヶ崎のライフスタイルに密着した施設づくりを行っています。

　そんな中で実現した「釣りandゴルフ」。1日のスケジュールは以下のような流れ。

7:00 漁港ちがさき丸に集合
7:45 出港し30分ほどかけて釣り場に移動
8:15 釣り開始
11:00 帰港
11:30 お昼休憩　ちがさき丸食堂で自慢のフライプレートを堪能
12:30 GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスへ移動
13:15 ラウンド開始（初心者もサポーター帯同で安心）
16:00 解散

　実はe!Golf編集部員の記者も9月中旬に行われた体験会に参加しました。

　記者は釣り経験がほとんどなく、海釣りはまったくの初めてという初心者です。まったく釣れる自信がないどころか、仕掛けを竿に取り付けるところから恐る恐るというありさまでした。ちがさき丸のお兄さんやサポーターの方の指導でどうにか釣り糸を垂れるところまでこぎ着けましたが、しばらくはアタリなし。というか、アタリが来てるのかどうかすら判断できなかったというのが本当のところ。

　しかし、サポーターの方のアドバイスでなんとなくのコツをつかみ、これまたサポーターの方の「それ、来てますよ」のひと声で1匹目を釣り上げると、そこからは爆釣に次ぐ爆釣（記者の中では）。1時間余りでアジなど（というか、アジ以外、魚の名前が分からなかったのですが…）10匹以上を釣ることができたのです。

　正直、釣り初心者の記者はこれでもうおなか一杯。同乗した人たちはさらなる大物を狙う気満々の様子でしたが、記者は開始1時間にして十分楽しんだという思いで満たされていました。その後はぼーっと遠く江の島や烏帽子岩を眺め、気が向いたら釣り糸を垂らし…といった具合に自由で贅沢な時間を過ごせました。

　帰港すると、ちがさき丸が営む食堂で新鮮な魚を使ったフライを堪能し、茅ヶ崎GLで午後から9ホールのプレー。同コースはもともと9ホールですが、午前中釣りを存分に楽しんだ後にはハーフでちょうどいい。ゴルフ初心者ならなおさら、それこそ“おなか一杯”でしょう。

　西日が差す最終ホールをプレーしながら、記者は「今日は“タイパ”よかったなあ」という感慨にふけっていました。というのも、この体験会のお誘いを受けた時、GDOの広報の方から「タイパ抜群の企画です」という売り文句が出ていたから。「タイパって言葉嫌いなんだよなあ」などと思いながらも初の海釣りを体験したくて参加したところ、確かに“いい意味の”タイパのよさを感じることができました。

　一般にタイパというと、とにかく短時間で、できるだけ多くのコンテンツを消費するような意味にとらえられがちですが、本当の意味で時間あたりのパフォーマンスがいいというのは、釣りやゴルフをアクティブに楽しむ時間はもちろんですが、何もせずまったりする時間も含めて「いい1日だった」と、心地よい疲れの中で思えることなのではないか。そんなことを思わされた残暑の1日でした。

募集人数：先着限定15名
参加費（お一人様）：
大人（高校生以上）1万8000円（税込み）
小学生・中学生1万6000円（税込み）
※釣り具レンタル代・エサ代・クラブセットレンタル代・ランチ代・参加費すべて含みます。
※本イベントは小学生以上が対象です。小学生の場合は、保護者の方もご一緒にご参加をお願いします。