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- 扱いやすくて飛ぶ! “幻”の名作シャフト「ディアマナ スティンガー」の実力は?【飛ばせるプロアマ試打】
ギア好きのプロゴルファーとシングルハンデのアマチュアが、新作クラブを試打して好き勝手にレビューする新企画。今回は、2026年4月に発売された三菱ケミカルの新作シャフト「Diamana Stinger(ディアマナ スティンガー)」を試打してもらいました。
ギア好きの2人が「ディアマナ スティンガー」を試打比較
ギア好きのプロとシングルハンデのアマチュアが、新作クラブを試打して好き勝手にレビューする本企画、今回は2026年4月に発売された三菱ケミカルの新作シャフト「Diamana Stinger(ディアマナ スティンガー)」を試打しました。
今回試打を行うのは、プロとアマチュアという立場の異なる2人のゴルファーです。1人目は、神奈川県と静岡県を中心にティーチング活動を行う新宅理輝プロ。高弾道フェードが持ち球で、長年キャロウェイ「エピック フラッシュ サブゼロ」(9度)に「ツアーAD DI-7」(X)を組み合わせたドライバーを愛用しています。

もう一人は、元・大手シャフトメーカー勤務という経歴を持つ、エンジョイ派シングルゴルファーの甲斐哲平さん。現在のエースドライバーはキャロウェイ「エリート トリプルダイヤモンド MAX」(10.5度)に「ディアマナ WB 63」(X)の組み合わせで、持ち球は中弾道。本人いわく“フェードを打ちたいドローヒッター”です。
この2人に、レフェリー兼解説員としてゴルフライターの鶴原弘高を交え、それぞれの視点から好き勝手なレビューをお届けします。
中調子というよりも全体調子で誰にでも合いそう
鶴原 「ディアマナ スティンガー」というモデル名は、ディアマナシリーズの元祖として2004年に開発されたプロトタイプのシャフトに由来しています。20数年の時を経て、その伝説的な名称が復活! 特徴は、ボロンファイバーが全長に使われているところ。メーカーカタログによると、スムースフィールを徹底追求したクセのない中調子、そしてボロン素材が分厚いインパクトをもたらすそうです。
新宅 ブラックのIP加工、ロゴにはホログラム処理がされていて、とにかくデザインがカッコいい。僕はこの見た目が好みです(笑)。

甲斐 クセのない中調子ということは、ディアマナのブルー系なんですかね? 名称から推測すると、強い球を打ちやすいアスリート向けのイメージですが、実際にどうなのか興味津々です!
鶴原 試打シャフトは「ディアマナ スティンガー 63」のフレックスS。カット前の重量は66グラム、トルク3.3となっています。試打ヘッドはピン「G440 MAX」です。今回も新宅プロから試打してもらいましょう。新宅プロのエースシャフトは「ツアーAD DI 7」のXなので、それとの比較もしてもらえれば。
新宅 僕が普段使っているシャフトよりも軽量でフレックスを落としたスペックですが、頼りなさは感じませんし、球が散らばることもありません。しなりは感じますが、ちゃんとスイングに追従してくれるシャフトです。
甲斐 新宅プロが長年使われている「ツアーAD DI 7」のXは、かなり硬くてハードなシャフトです。それよりはしなるけれど頼りなく感じないというのは、最新シャフトだけに素材や設計に工夫がありそうですよね。
新宅 「ディアマナ スティンガー」だと、僕が一番警戒している左へのミスが出ません。かといって、ヘッドが遅れすぎてフェースが開いてインパクトすることもないです。このあたりの味付けが絶妙です。甲斐さんも打ってみてください!
甲斐 (バシッとナイスショット)。なるほど。このシャフトは中調子とのことですが、一本調子というか、まんべんなく全域がしなる全体調子のように僕は感じます。本当にクセがないです。ディアマナのブルー系のシャフトは、中間から先がよく動く感覚がありますが、この「ディアマナ スティンガー」はそれとも違います。
鶴原 甲斐さんは元調子の「ディアマナ WB 63」がエースシャフトですよね。それと比べると、どうですか?
甲斐 普段は「ディアマナ WB 63」フレックスXを半インチぶんチップカットして使っています。新宅プロの感想と同じで、「ディアマナ スティンガー 63」のSでもやわらかすぎるようには感じないし、かといって硬いわけでもない。適度なハリ感があって、大きくたわむような挙動にはならないからだと思います。どちらかというと、「ディアマナ WB 63」フレックスXのほうがグニっとしなる感覚があります。
ハリ感があるので飛ばせそうな雰囲気もある!
鶴原 表現が難しいですが、決してハードではないけれど、しっかりしている、みたいな感じですかね。端的に言うと、アスリート向けですか? お二人が使うとしたら、重量とフレックスはどうされますか?

新宅 僕が使うなら、やはりフレックスはXを試したいです。僕の場合は重めのシャフトのほうが弾道が安定するので70グラム台を選ぶと思います。
甲斐 クセがなくて扱いやすいので、50グラム台のSなら女子プロにもウケそう。なので、平均的なヘッドスピードの男性アマチュアが使っても全然オッケーだと思いますよ。僕が使うなら、50グラム台のXを少し長めのレングスで使うかも。ハリ感があって振り遅れないシャフトなので飛距離アップを狙えそうです!
新宅 安定感だけでなく、飛ばしやすそうな雰囲気もあるシャフトですよね。ぜひ使ってみたい!
鶴原 「ディアマナ スティンガー」は、Xのより硬いXXフレックスが展開されています。ひょっとすると、硬めを好む新宅プロにはXXが合うかも。ディアマナは、ハードヒッターにとっては特にありがたいシリーズなんですよね。
取材・文/鶴原弘高
つるはら・ひろたか/1974年生まれ。大阪出身。ゴルフ専門の編集者兼ライター。仕事のジャンルは、新製品の試打レポート、ゴルフコース紹介、トレンド情報発信など幅広く、なかでもゴルフギア関連の取材が多い。現在はゴルフ動画の出演者としても活躍中。YouTubeチャンネル:『A1 GOLF CLUB』(https://www.youtube.com/@A1_GC) Instagram:@tsuruhara_hirotaka
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