“池ポチャ”ボールを拾う道具って最近見ない気が… ゴルフ場は池のボールをどうしているの? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

“池ポチャ”ボールを拾う道具って最近見ない気が… ゴルフ場は池のボールをどうしているの?

ほとんどのゴルファーは“池ポチャ”の経験があるはずです。一昔前は池の周りに入ったボールを回収する道具が置いてありましたが、最近めっきり見かけなくなりました。ゴルフ場は池に入ったゴルフボールをどうしているのでしょうか。

池のボールを回収していないゴルフ場もある

 ゴルフ場には大小さまざまな池があります。池にボールを打ち込んだとき、「ペナルティーを受けるのはしょうがないけど、せめてボールだけでも回収できないかな」と思うことがあります。

 以前は池越えのホールにやってくると、池に入れてもいいように使い古しのボールに取り替えていました。しかし古いボールだとスピン性能が落ちているようで、グリーンに着地したボールがグリーン奥のラフまで転がってしまうこともありました。

数多くのボールが沈んでいるゴルフ場の池。しかし、すべての池のボールを回収するわけではないという
数多くのボールが沈んでいるゴルフ場の池。しかし、すべての池のボールを回収するわけではないという

 そうすると今度は池に向かって打つ下りのアプローチが残ります。池越えのショットだけでもストレスなのに、次のショットでもストレスがかかるとメンタルが持ちません。

 池越えのショットが成功したときはちゃんとご褒美がもらえるように、新しいボールを使うようになったらグリーン上で止まるようになりました。

 ただし、それはあくまでもナイスショットが打てたときの話です。池越えだとナイスショットが打てる確率は下がりますから、やはり池ポチャはゴルファーにとって完全に避けることができない宿命です。

 以前は池の近くにボールを拾うための道具(棒の先にボールをすくう小さなカゴがついている)が置いてあるゴルフ場が多かったですが、近ごろはあまり見かけなくなりました。

 ゴルフ場の池で溺れて亡くなったゴルファーも過去に事例がありますから、安全を優先してボールは諦めてもらうようになったのかもしれません。

 あるいはボールを回収しようとすると余計な時間がかかりますから、プレー進行の観点からボールを拾うための道具を置かなくなった可能性もあります。

 いずれにしても、ゴルフ場の池にはたくさんのボールが打ち込まれています。池に沈んだボールはどうしているのでしょうか? ゴルフ場関係者に聞いてみました。

「ウチは複数のゴルフ場を運営していますが、その中の1コースだけ1年に1回、ボール回収業者に依頼して池の中のボールを拾ってもらいます。それ以外のコースは何もしていません」

「ボールを回収しているゴルフ場がなぜそうしているかというと、池の底に張ってあるシートを1年に1回、張り替えるんです。シートを外して水を抜き、ヘドロを取り除いて配管掃除をします」

「そのタイミングで業者さんにボールを回収してもらい、ロストボールとして販売できるボールを買い取ってもらいます」

回収費用はゴルフ場が支払うが業者が持ち帰るぶんの料金はもらう

 ボール回収業者に依頼するということは、ゴルフ場が業者に料金を支払うのでしょうか。

「こちらが依頼しているわけですから、もちろん料金を支払います。一方で、ボールの所有権はゴルフ場にありますから、業者さんがボールを持ち帰るときは彼らが料金を払います」

「業者さんもボールをその場で1個ずつ細かく査定することはしませんから、1個あたり10円みたいな感じで相場が決まっているみたいです」

池から回収されたボールは業者が買い取るかゴルフ場のドライビングレンジ用になる
池から回収されたボールは業者が買い取るかゴルフ場のドライビングレンジ用になる

「彼らは状態のいいボールを全部持って帰るわけではなく、特に状態のいいボールはゴルフ場に置いていってくれるそうです。そのボールをゴルフ場はドライビングレンジで使います」

「ただ、池に沈んでいて水を含んだボールは、やっぱり新しいボールと比べると飛ばないらしいです。だからゴルフ場のドライビングレンジで練習するときは、飛距離はあまり気にせず、方向性を確認するだけにしたほうがいいです」

 ゴルフを始めたばかりの人は、この事実を知らないかもしれませんが、ゴルフ場のドライビングレンジで使っているボールは基本的にゴルファーがコースのどこかでなくしたボールです。その中には池の中から回収したボールが含まれている可能性もあります。

 同じクラブで打って、同じような場所に当たったと思ったのに、ボールが極端に飛ばなかったりするのはそのせいです。そもそもボールの銘柄だってバラバラですから、フェースがちょうどいい角度でボールに当たっているかどうかを確かめる程度にとどめておいたほうがよいとのことでした。

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