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- 意外とかさばるキャラクターヘッドカバー… キャディーバッグの大きさは「何型」がベストなの?
ゴルフの必需品「キャディーバッグ」には、コンパクトなものからツアープロが使用する本格的な大きさのものまで、さまざまなサイズがあります。では、どのような観点からサイズを決めるべきなのでしょう。
大きなヘッドカバーを愛用している場合は注意が必要
「キャディーバッグ」は、クラブの保管や持ち運び、プレーに必要な用具を収納するために、なくてはならない存在です。サイズは、打ちっ放しの練習場に気軽に持っていけるコンパクトなものから、プロの試合でも見られる大きなものまで多くの種類があります。
小さすぎるとどこか心細いですが、反対に大きすぎると重く、場所も取ってしまいます。何を基準にサイズを選ぶべきか分からない人も少なくないでしょう。どのようなポイントから大きさを決めるべきなのか、レッスンプロの山本昌夫氏に聞いてみました。
「キャディーバッグの大きさは、クラブを出し入れする部分の直径、つまり口径で決められており、一般的には6型から11型まで0.5刻みで販売されています。型の数字は、口径のインチ数に対応しており、例えば7型だったら7インチ(およそ17.8センチ)、10型であれば10インチ(およそ25.4センチ)となります。小さいほどコンパクトで持ち運びも便利ですが、中のスペースが狭くなる分、クラブを出し入れする際に引っかかりやすくなったりと不便に感じることがあるかもしれません」
「一方で、大きいサイズになれば多くのクラブを収納できますが、そのぶん重くもなります。持ち運びが大変になったり、保管場所に苦慮する可能性もあるため、ビギナーには、標準より少し小さめの7型がオススメです。ゴルフを始めて間もなくはハーフセットを買う場合が多いですが、7型であれば楽々収納することができます。ただし、キャラクターをかたどった大きめのヘッドカバーなどを付ける場合は、それだけでかなりのスペースを取りますので、8型や8.5型を選ぶとよいでしょう。
「また、移動中にアイアン同士がガチャガチャぶつかって傷になるのを防ぐために、アイアン用のヘッドカバーを付けたい場合も7型より大きめなキャディーバッグにした方がよいでしょう。サイズを決める際には、クラブの本数だけでなく、ヘッドカバーの大きさや数を基準にすると最適なものが見つかります」
他にも、キャディーバッグの口には、クラブを整理するために付けられている仕切り板にも種類があります。6分割のシンプルなものから10分割以上の細かいものまで幅広くラインアップされていますが、少なく過ぎるとバッグの中でクラブが絡まりやすく、多過ぎると一度に出し入れできる本数が少なくなります。口径だけでなく、注意してみたいポイントになっています。
人気のスタンド式は収納できる容量が減ることに注意
山本氏は、口径だけでなく、キャディーバッグの収納できる容量も考えるべきと話します。
「ラウンド時に持っていった方がいい物として予備のボールやティーが挙げられますが、万が一雨が降ってきたり風が強くなったりしたときに備えて、レインウエアや防寒用の上着もあると安心です。キャディーバッグの容量があれば、これらをまとめて収納できますし、シューズなども一緒に入れられれば、宅急便でまとめてゴルフ場に送ることができ、手荷物を減らすことができます。電車移動をする場合、とても楽になるはずです」
「一般的にビギナーの間では、斜めにすると脚が出てきて立てかけることができる「スタンド式」が人気です。しかし、スタンド式は脚に場所が取られる分、ポケットが小さくなる傾向があります。そのため、収納を重視するなら胴回りに大きなポケットの付いたカート式を選ぶとよいでしょう」
ポケットが大きくなると、そのぶんキャディーバッグ自体も大きくなりそうと心配になるかもしれませんが、実際は胴回りが少し膨らむ程度。8型など、標準的なサイズのキャディーバッグでも、モデルによってはポケットが大きく、かなりの物を収納できるようです。
さらに、ヨコだけでなくタテの長さも最適なキャディーバッグを選ぶ上で考えたいポイントです。最近では46インチ近い長めのドライバーも販売されているため、高さが足りないとカバーを付けられなくなります。購入時には最大何インチのクラブに対応しているのかチェックするようにしましょう。
キャディーバッグは、クラブを傷や汚れから守り、必要な用具をしまっておく重要なアイテムです。デザインやカラーで選ぶのも楽しいですが、自分に必要なサイズは何かを考えて選ぶと長く使えるものに出合えるはずです。
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