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- 「オーバードライブした」は海外では通じない!? 昭和から平成に生まれた「和製ゴルフ用語」とは?
ゴルファーが無意識に使っているゴルフ用語の中には、日本のゴルファーだけが理解できる「和製ゴルフ用語」も存在します。その多くが昭和から平成にかけて生まれ現在も定着していますが、どんなきっかけや由来があり誕生したのでしょうか。
「オーバードライブ」は車の機能が語源だった!?
昭和の時代には名作ゴルフ漫画がたくさんありましたが、中でも「あしたのジョー」で有名なちばてつや先生の「明日天気になあれ」は40歳以上の中年ゴルファーなら誰でも知っているような名作です。当時は地上波TVアニメ放送もされていました。
この作品では、現代も定着した「和製ゴルフ用語」がいくつも生まれました。「〇〇選手のドライバーショットをオーバードライブした!」は、海外では「アウトドライブ」といい、当時はゴルフ有識者の間でも賛否が分かれていました。

もともと「オーバードライブ」という言葉は車のトップギアが語源。10年ほど前の日本車のシフトレバーには「O/D OFF」ボタンがついていましたが、現在は電気制御されているため、ほとんど姿を消してしまいました。現在「オーバードライブ」はクルマ用語よりゴルフ用語になったといっても過言ではないかも知れません。
ちなみにベテランゴルファーが時々「チャーシューメーンのリズムで打ったら?」も、「明日天気になあれ」主人公・向太陽が(実家がラーメン店の設定だったため)ショットする時に使っていたスイング時の掛け声が始まりです。
ちばてつや先生の「オーバードライブ」は「チャーシューメーン」は、大きな魅力でゴルファーに定着したフレーズといえるのではないでしょうか。
タイガー・ウッズの影響で定着した「マン振り」や「マン飛び」
20世紀の終わりに登場したタイガー・ウッズ選手は、1997年マスターズで圧倒的な飛距離を武器にビッグスコアで初優勝、一気にスターダムを上り詰めました。パー5をパー4に変える大きな飛距離とピンを狙う精度の高いショットを武器に、メジャー18勝を挙げたジャック・ニクラス選手の正統な後継者といわれました。
ステディープレーヤーが中心だった時期のPGAツアーに突如現れた当時から、タイガー・ウッズ選手の魅力は美しくも迫力のある大きなスイングでした。

世界中の若いゴルファーが憧れてマネしましたが、この頃から日本のプロや競技ゴルファーの間で「マン振り」や「マン飛び」などの言葉が使われるようになりました。
それまでは「ドライバーはコンパクトにスイングして曲げてはいけないもの」という文化が強く残っていましたが、思い切りスイングしても曲げずにスコアも作るタイガー・ウッズ選手のプレースタイルがPGAツアー人気を大きく引き上げることになりました。
現在は「マン」が色々な言葉につき「超」や「ベリー(very)」と同じ意味で使うゴルファーも増えました。「マン振り」が広まり始めた当時は僕もアレルギー反応がありましたが、今は普通に使ってしまいます。
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