「オーバードライブした」は海外では通じない!? 昭和から平成に生まれた「和製ゴルフ用語」とは?

ゴルファーが無意識に使っているゴルフ用語の中には、日本のゴルファーだけが理解できる「和製ゴルフ用語」も存在します。その多くが昭和から平成にかけて生まれ現在も定着していますが、どんなきっかけや由来があり誕生したのでしょうか。

「ショート」「ミドル」「ロング」ホール&「ショート」コース

 僕もゴルフを始めた当時は意味が分からなかった「ショート」「ミドル」「ロング」ホールという俗称も、古くから使われている和製ゴルフ用語。

 ゴルファーなら当然の言葉も、よくよく考えてみるとゴルフ場には「パー3」「パー4」「パー5」としか表記がありません。海外では使われない表現だそうで、いくら調べても「ロングホール=長い穴(長孔)」としか出てきません。

パーの数を表す「ショート」「ミドル」「ロング」ホールという俗称は、ビギナーにとって混乱しか生まない
パーの数を表す「ショート」「ミドル」「ロング」ホールという俗称は、ビギナーにとって混乱しか生まない

 特にビギナーには「ショート」「ミドル」「ロング」ホールの俗称は「分かりづらい」という意見も多くあるそうで、ベテランゴルファーの当たり前が通じないこともあるそうです。

 ホールの打数を示すはずなのに、「パー5」以上は全てロングホールと呼ぶのも現代的じゃなくなっているのかも知れません。

 ショートコースも同様で、本来は18ホールに満たないゴルフ場の俗称だったのが、いつの間にかパー3ホールを中心に構成されたゴルフ場も「ショートコース」と呼ばれるようになりました。

 事実、「短いパー4」がある9ホールのコースよりも、「18ホールのパー3コース」を「ショートコース」と呼ぶことの方に違和感がないのは、「ショートコースガイド」という本が作られるようになった影響もあるようです。

 ゴルフ用語も「正解か不正解」ではなく、ゴルファー同士が使いやすくなるために「変化する言葉」として受け入れてみてはいかがでしょうか。

 もしベテランが「ティーグラウンドで待ってて」と伝えて、若いゴルファーに「ティーイングエリアですよね?」と返されてもイラッとしないでくださいね。

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