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- 「トイレまであと2ホールもある…」 ラウンド中の腹痛防止のため“食べてはいけない”食品は何?
ゴルフは屋外で行うスポーツであり、特に寒い季節には体調管理が重要。プレー中にお腹が痛くなってしまうゴルファーは少なくないようです。そんなピンチに陥らないための対策について、管理栄養士の村井咲喜子氏が解説します。
日頃から腸内環境を整える意識を持つ
ゴルフのプレーを存分に楽しむためには、何よりも体のコンディションを整えることが肝心です。プレー中にお腹が痛くなってしまうと、ゲームの楽しさは半減してしまいます。そんな事態にならないための日頃からの注意点と、プレー前日&当日に気をつけることを管理栄養士の村井咲喜子氏が解説します。

※ ※ ※
長期的な観点からは、腸内環境の維持が非常に重要です。腸は「第二の心臓」とも称され、その健康が全身の健康に大きな影響を及ぼします。
腸内環境を整えるためには、発酵食品や食物繊維が豊富な食べ物の摂取が欠かせません。ヨーグルト、納豆、キムチ、糠漬け、海藻、野菜、果物、大豆製品、チーズなどが腸内環境を整えるのに効果的。これらの食品は腸内環境を整えてくれる一方、毎日排出されますので、毎日摂取することが必要です。
なお、オナラが臭い人は腸内環境が整っていないサイン。先ほど紹介した腸内環境を整える食品を積極的に食べるようにしてください。また、寒い季節には生野菜ではなく、お鍋などで加熱して摂取するのがおすすめ。お鍋でとる際は、ビタミンが溶け出した汁も忘れずにとることが大切です。
プレー前日と当日は逆に食物繊維が多い食品を避ける
ゴルフプレーの前日や当日には、食事内容に特に注意を払う必要があります。一般的に食物繊維は健康に良いものですが、お腹が弱い方は特に、前日や当日にはこれらの食品を控えることが推奨されます。例えば、レタスなどの野菜は食物繊維が少ないので大丈夫ですが、さつまいもやきのこ、海藻などの食物繊維が豊富な食品は避けたほうが良いでしょう。
推奨される食事は消化が良く軽いもの。例えばうどんやゴルフ場で提供される朝の和定食などです。また、カフェインや炭酸飲料、アルコールは腸を刺激し悪影響を及ぼすため、お腹が痛くなりやすい方は避けるのが得策。また、アルコールは腸を刺激するだけでなく、体にアルコールが入ると食べ物の消化よりアルコールの分解に肝臓が使われてしまうため、消化が遅くなってしまいます。腸の中に食べ物が滞留しやすくなるため、できればアルコールも避けましよう。
以上のように日頃から腸内環境を整え、プレー前日や当日の食事に注意を払いましょう。体調にも常に自信が持てれば、ゴルフプレーがさらに快適に楽しくなることは間違いありません。誰もがプレー中にトイレの心配をしたくありませんからね。
【解説】村井咲喜子(管理栄養士)

世の中の情報に振り回されず、おいしく健康的に自分に合った食べ方を考えられるように、ゴルファーをはじめアスリートをサポートしている。大蔵ゴルフスタジオ所属。大蔵ゴルフスタジオ公式ホームページ https://www.ogs-p.jp/
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