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- マフラーをしてゴルフをプレーするのはマナー的にアリ!? 着用時に最低限気をつけたいこととは?
まだまだ寒い日もあるこの季節、急な気温の変化に対応するためにも防寒具は必須のアイテムですが、ラウンド中にマフラーをつけているとマナー違反だと思われたり、クラブに絡まったりする可能性はあるのでしょうか。
マフラーはマナー違反ではないので大丈夫
寒い時期でもゴルフ場へラウンドしに行く人は多くいますが、18ホールをプレーするとなると少なくとも4時間は屋外にいることになるため、防寒対策を徹底しないと体が芯から冷えてしまいます。
なかでも首元を温めることは体温を保つために有効といわれているので、マフラーは必要不可欠だと考えている人も少なくないはずです。
しかし、ゴルフの時にマフラーをすると周囲からマナー違反だと思われたり、スイングしようとするとクラブが絡まったりしそうに感じられますが、実際のところはどうなのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「マフラーをしながらプレーをすることは、服装に関するガイドラインに触れるわけではないですし、周りのゴルファーから見ても特に不快に感じさせる要素はないので大丈夫です。ゴルフ用品メーカーも、スイングしても絡まらないようにコンパクトなマフラーを販売しているので、日常的に使用するマフラーでは長すぎてゴルフには不向きだと感じている人も、安心して暖かい格好でプレーができます。ほかにも、いわゆる『とっくりセーター』のような襟元が長いセーターなど、気温が低い時でも快適にゴルフができるグッズは多数販売されています。また、過去には芸能人の方が日焼けを防止するために夏場でもマフラーをしてゴルフをするという事例もあったそうなので、季節は別としてマフラーをしながらのプレーが問題視されることはありません」
「マフラーをいちいち巻くのが面倒な人やかさばるのを避けたい人は、ネックウォーマーをつけるといいでしょう。簡単に着脱ができますし、マフラーよりも軽いのでよりスイングへの影響を考えなくて済むと思います。元々はスキー用品としての性格が強かったですが、最近ではゴルフ用品メーカーからもオリジナルのものが出ているので、それだけネックウォーマーもゴルフグッズとしての市民権を得たといえるでしょう」
「マフラーの巻き方には複数の種類がありますが、なかでも『ワンループ巻き』と呼ばれるものは、マフラーと首との間にできる隙間を最小限に留められる、簡単に巻けてなおかつほどけにくい、スッキリとした印象を与えるので周りの人からもだらしなく見えないなどのメリットがあります」
気をつけるのは着こなしだけじゃない
また、飯島氏はマフラーのような小物を身につけてプレーする場合は、ドレスコードや持ち歩き方に気を付けなければならないと話します。
「ラウンド中に、マフラーやネックウォーマーなどの小物を着用することは問題ありませんが、クラブハウスに入るときはドレスコードに引っかかってしまうので、ダウンジャケットのようなアウターと同様、外して手に持ったりバッグにしまったりするのがいいでしょう」
「また、冬のマフラーとは違いますが、夏にタオルを腰に引っ掛けた状態は遠慮してほしいとしているゴルフ場は少なくありません。ベルトなどに着けた方がすぐに汗を拭きとれるので便利かもしれませんが、遠目から見た際にタオルが腰からぶら下がっているのはだらしない印象を与え、ほかのプレーヤーが不愉快に思ってしまう可能性があるためです。冬場のマフラーも、動いているうちに体がだんだん温かくなってきて、外したくなるようなこともあるかと思いますが、持ち歩き方次第では付けている時よりスマートに見えなくなってしまう場合もあります。ですので、室内に入るときや暑くなって取りたいときは、乱雑にならないように注意しましょう」
一度首元が冷えてしまうと、血流が悪くなったり筋肉が凝り固まったりして本来のパフォーマンスを発揮できなくなるかもしれません。そのため、マフラーもしくはネックウォーマーをつけてゴルフをすることはむしろいいことだといえます。
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