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- 乗用カートだと運動にならない? ゴルフを1ラウンドしたら何キロくらい歩くの?
ゴルフは18ホールを回るのに4時間以上を要します。あまり激しい動きがない代わりに、長時間歩くことになりますが、おおよそどのくらいの距離を歩くのでしょうか。
18ホールを歩いて回ると10キロほどになる
1日のラウンド時間は4時間以上に及び、あまり激しい動きはないものの長時間運動し続けるため、老若男女問わず健康に良いとされています。
カート道から離れた場所のボールを打ちに行くのに、数十メートルの往復を繰り返したり、アプローチをしてからそのままグリーンに向かったりなど、カートを使用しているとはいえ、かなりの距離を歩いているような印象です。
実際にラウンドではどのくらいの距離を歩いているのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「ゴルフ場によっても総ヤーデージはまちまちですが、トーナメントが開催されるようなところでは7200~7500ヤードほどありますが、それはごく一部で、日本では6000ヤード前後が平均と言われています。 1ヤードをおよそ90センチメートルと換算すると『6000×0.9=5400』となるので、すべて歩いてラウンドした場合は最短距離でも5.4キロメートル歩くことになります。しかし、ボールがコースから少し外れたりグリーンをオーバーすることもあるので、最終的には10キロほどまで伸びるでしょう」
「ですが、全てのホールを徒歩で回るコースは減少し、ほとんどのゴルファーはカートに乗って移動しているはずです。そのため、これは私の感覚ですが、最低でも歩きでプレーする際の半分~7割程度、およそ5~7キロメートルは歩いていると思います。」
スキルの差によって歩く距離はほとんど変わらない
アマチュアのゴルファーと言ってもビギナーから上級者までいますが、スキルの差によっても歩く距離は変化するのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「確かに、上級者の方がルートも直線的かつ最短距離でプレーできるので余計に長い距離を歩かなくて済むというイメージも持ちがちですが、実際のところはそこまでビギナーとの間に大きな差はないと思います。むしろ、競技志向が強めの上級者は、カートに乗れるケースでもあえて歩きを選択する人もいます」
ゴルフは、ほかのスポーツと比べて激しい動きが少なく「大した運動にはなっていないのでは?」と考えたことのある人もいるかもしれません。しかし、実際はかなりの運動効果が期待できるだけでなく、自然の中で楽しみながら健康な体づくりを目指せるスポーツといえるでしょう。
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