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- 「ヘタなのにサングラスかけて…」なんて誰も思ってない!? 夏ゴルフ「サングラス着用」プレーのススメ
ゴルフ用のサングラスはいろいろな種類があり、サングラスをしているプロゴルファーも多いです。プレーにおいては、どのような影響があるのでしょうか。
サングラスにはメリットもあるが、デメリットも
試合の際に、サングラスをつけているプロゴルファーが増えてきています。なかには「プレーの邪魔になるのでは?」と思う人もいるかもしれません。
サングラスがプレーに及ぼす影響には、どんなものがあるのでしょうか。現役のシニアツアープロで、ゴルフスクールも経営している梶川武志氏は次のように話します。
「サングラスを装着するプロゴルファーは、だんだん増えてきているような気がします。私は以前からつけていませんでしたが、サングラスには良い面も悪い面もあります」
「私がサングラスをつけないのは、ダフりが増えてしまうからです。そして、普段でもメガネなどはつけていないので、ラウンドで急に装着すると見え方に違和感が生まれてしまいます。その結果、ダフリなどのミスが発生してしまうのかもしれません。ただ、紫外線から目を守れる、ボールが見やすいというメリットがあるのは確かです」
「一日中屋外にいるゴルフは、どうしても紫外線の影響を受けて目を痛めやすいです。これからゴルフを続けていくことも考えて、紫外線を遮断するサングラスを着用するのは良い考えだと思います」
「また、空中にあるボールが見やすくなるのも事実で、特に逆光のときには効果があります。曇りの日などはボールと雲との区別がしにくいのですが、サングラスをつけていると見えやすくなる効果も期待できます」
さらに、最近のサングラスは軽量でフィット感も良く、スイングのときの違和感は少なくなってきているので、着用する選手が増えてきているともいえます。ショットではサングラスをつけていても、グリーンに上がってくるとサングラスをはずすプロもいますが、その理由について梶川氏は次のように話します。
「グリーンは微妙な傾斜を読むので、サングラスをしていると裸眼で見た時と比べてズレてしまう可能性があるからです。グリーンは感覚がとても大切で、サングラスをつけて感覚がズレると読み間違いを起こすので、パッティングではサングラスを外す選手も多いです。しかしまぶしさや照り返しを抑える機能がある偏光レンズを使用したサングラスの場合は、アンジュレーションが認識しやすく、ラインが読みやすくなるという意見もあります」
デザイン面でもオシャレなものが増えた
昔は日本人の中に「サングラスはマナー上あまり良くない」という意識があり、マナーが厳しいゴルフ場ではつけることを躊躇していたゴルファーも多かったようです。しかし、最近はプロでも多くの選手がサングラスをするようになってきているので、そのような認識は減ってきているといえるでしょう。
また、機能面だけでなく、オシャレなものが増えてきているという点も、着用しやすさに繋がっています。その結果、普段からサングラスをつける頻度が増えて、慣れにつながっているのかもしれません。
目の健康のことやボールの見やすさなどから、サングラスが有効なツールであることは間違いありません。スキー場では、色付きのゴーグルやサングラスをしている人がほとんどです。特に最近は夏がどんどん暑くなり、日差しが強い日が多くなってきています。ゴルフ場でもサングラスを着用してプレーする人がどんどん増えていくでしょう。
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