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- 人気のゴルフ場はホントに予約が取れなくなった… 空き枠が出やすい狙い目の曜日ってあるの?
平日は仕事のため、週末にラウンドをする人が多いと思いますが、ゴルフ場は基本的に平日でも営業しています。では、平日と休日ではゴルフ場の混雑具合はどのように変化するのでしょうか。
最近は平日でも混むようになってきている
世の中ではウィークデーは仕事をして、土日に休みをとる人が多いです。よって必然的に、ゴルフのラウンドも週末が多くなります。
もちろん、ゴルフ場は平日でも営業しているのですが、「平日と休日でどのくらい利用者数が変わるのだろう」と考えたことがある人もいるかもしれません。
平日と休日で、ゴルフ場の混雑具合はどのように変化するのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「一般的には、平日よりも休日の方が混みやすいのは確かですが、天候や立地によって混雑具合には大きな違いがあり、特に都心からのアクセスが良好なゴルフ場は常に予約でいっぱいになる印象があります」
「たとえば東京都江東区の『若洲ゴルフリンクス』は、都内からはもちろん、高速道路を使えば千葉県や神奈川県からもすぐに行くことができます。よって平日も空きが出ることは少なく、予約が取りづらいゴルフ場として有名です」
「一方で、都心からクルマで2時間以上離れた場所にあるゴルフ場だと、平日には1ケタ台、休日になっても20〜30組程度とかなり空いていることも珍しくありません。そのようなゴルフ場では、地元の人を対象に、空いている予約枠を安い値段で提供するといった対策が取られています」
ちなみに平日の中でも混みやすい日とそうでない日があります。月曜日と火曜日は商店主など自営業の人がお休みのため利用する割合が多く、金曜日は接待で利用する人が多くなるとされています。よって平日に限定して行くのであれば、水曜日や木曜日など週の真ん中の曜日が狙い目といえます。
また、スタート時間でいうと早朝や10時以降は空いており、午前中の8〜9時ごろが最も集中する時間帯になります。
料金はどのように変わるの?
では、料金については平日と休日でどのくらい差があるのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「同じプランで予約しても、平日は6000円程度で回れるのに対して、休日は1万円以上になることも多いです。平日と休日で、2倍近く差が開くケースもしばしばあります。また、都市部に近いゴルフ場とリゾート地のゴルフ場では、料金の変動の仕方が若干異なります」
「一般的にゴルフ場のトップシーズンは春か秋といわれ、熱中症のリスクが高まる夏はラウンドを避ける傾向が強まるため、料金も安くなります。ところが軽井沢のような避暑地のゴルフ場だと、涼しい環境下でプレーできるため、夏でも料金が高い水準でキープされます。対して、冬は寒い中でのラウンドを避ける人が多いので、12月になっても気候が温暖な沖縄周辺のゴルフ場の人気が高まります」
「一方、最近は『平日と休日の料金の差が縮まっている』という話も耳にします。過去の利用状況をもとに料金を再設定するケースでは、平日と休日の差を小さくすることで、曜日による利用者数の偏りを減らすようにすることもあるでしょう」
ただし、平日と休日で料金の差が小さいのはゴルフ場にとってはあまり良いことではなく、「どの曜日も同じくらいの料金にしないとお客が集まらない」など、何らかの問題を抱えている可能性が高いそうです。
近頃は平日でも稼働率が高いゴルフ場が多いですが、それでも週の真ん中など比較的空いている曜日はあるので、その日を狙っていくのがオススメです。料金がよりリーズナブルになるだけでなく、最後までストレスなく快適にプレーできるので、もしかするとスコアアップも見込めるかもしれません。
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