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- 「プレー日から1カ月後に気が付いた…」 ゴルフ場に届いた忘れ物や落とし物はどのくらい保管されているの?
ゴルフ場には多くの人が行き交い、着替えやゴルフ用品など荷物も多くなるため忘れ物や落とし物のリスクが高くなります。では、持ち主が見つからなかった忘れ物や落とし物はどのように処分しているのでしょうか。
3カ月はゴルフ場で保管されている
ゴルフに行く際はクラブやボールはもちろん、ティーやマーカーといったプレーに必要な携帯品、さらにはボストンバッグなど多くの荷物を持っていかなければなりません。そのため、忘れ物や落とし物をしてしまうリスクが高くなります。
自分の物が手元にないことにすぐ気が付けば良いですが、しばらくたってから発覚した場合には「処分されていないかどうか心配」と考える人もいるのではないでしょうか。
では、ゴルフ場は持ち主が見つからなかった忘れ物や落とし物をどのように処分しているのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「持ち主が分からない忘れ物や落とし物があったとしてもすぐに処分されるというわけではありません。一般的には遺失物法に基づいて3カ月はゴルフ場で保管するようにしています」
「保管している場所はゴルフ場によってさまざまですが、フロントの近くに専用のボックスを設置して分かりやすくしていたり、ロッカールームの入り口のところにガラスのショーケースを置いてその中に入れたりしています。コース内で見つかった忘れ物や落とし物に関してはキャディーマスター室で預かっていることもあります」
「しかし、次第に忘れ物が溜まってきた時に置くスペースがなくなってしまうので、申し出がなくずっと残っているものは順番にバックヤードに持って行って段ボール箱などに詰めていきます。それでも持ち主が現れない場合は、最終的に普通のごみとして処分しています。『まだ使えるから』といって、誰かに無償で譲渡したり寄付したりするということはありません」
ゴルフ場でよくある忘れ物の代表例には、帽子やグローブをはじめとした小物類やレインコートといった雨具が挙げられるそうです。レインコートは、雨の日のラウンドで使用した後に乾燥室に入れたものの、取りに行くのを忘れて帰ってしまう人が多いようです。
さらに、着替えやゴルフシューズを入れておくボストンバッグをロビーに置きっぱなしで帰る人や、プレーに夢中になったあまりコース内にクラブを放置してしまう人、なかにはキャディーバッグをまるごと置いて行ってしまう人も、ごく一部ながらいるようです。
貴重品は警察に届けている場合もある
忘れ物や落とし物の対応について、全国でゴルフ場を運営する、株式会社東急リゾーツ&ステイの広報担当者は以下のように話します。
「弊社のゴルフ場では、ゴルフに関わる忘れ物や落とし物は一定期間保管し、以降になっても申告がなかった際は通常の『可燃ごみ』および『不燃ごみ』として処分をしています。しかし、腕時計や現金といった貴重品は原則ゴルフ場内で管理せず、警察に届けるようにしています」
「忘れ物の数はかなり多いので持ち主の名前が記入されていても、基本的にこちら側から連絡を入れることはありません。しかし、予約リストを確認して直近でまた来場されるようであればメモを残して把握するようにしています」
何日かたって忘れ物に気が付いた場合は、すぐに処分されるわけではないのでひとまず落ち着いてゴルフ場に連絡をし、氏名やプレー日、何を忘れたのかをはっきりと伝えるようにしましょう。
直近でゴルフ場に行くことができない場合、着払いで自宅まで宅配してもらえるかどうか問い合わせてみると良いでしょう。しかし、現金やクレジットカードは宅配便で送れないので注意が必要です。
忘れ物がないように、帰宅する前にチェックすることも大切ですが、万が一の時に上記のことが頭に入っていると、落ち着いて対応ができるかもしれません。
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