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- パー5が一番長いんじゃないの!? 激レアながら存在する「パー6」「パー7」のホールはなぜつくられた?
一般的なゴルフ場には、それぞれの距離に応じて「パー3」「パー4」「パー5」の3種類の規定打数のホールが並んでいますが、なかには「パー6」や「パー7」といったホールも存在します。では、どのような意図でつくられたのでしょうか。
「パー6」「パー7」は名物ホールとして話題になる
一般的なゴルフ場には、それぞれの距離に応じて「パー3」「パー4」、そして「パー5」の3種類の規定打数のホールが並んでいます。しかし、なかにはパー5よりもずっと長い「パー6」や「パー7」といった、聞いたことがないような規定打数のホールも存在するのですが、どのような意図でつくられたのでしょうか。

ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「非常にレアな存在ですが、規定打数がパー6やパー7と定められているホールがあるのは本当で、日本国内では長野県にある『軽井沢72ゴルフ東・押立コース』の18番ホールが、バックティーから打った場合742ヤードのパー6になります。ほかにも、北海道にある『ニセコビレッジゴルフコース』の10番ホールは721ヤード(ブルーティー)のパー6、埼玉県にある『上里ゴルフ場』の17番ホールは613ヤード(バックティー)のパー6となっています。さらに、栃木県にある『皐月ゴルフ倶楽部佐野コース』の7番ホールは、964ヤード(ブルーティー)のパー7で、世界最長のホールとしてギネス記録にも認定されています」
「このようなホールが配置されている大きな目的は、『メモラビリティー(記憶しやすさ)』を重視することにあり、ヤーデージをはじめ形状や見える景色など、来場したゴルファーの印象に残るような何か独特な特徴を持つホールをつくり、『また来たい』と思わせたり周りに拡散してもらって新規の顧客を獲得したりするのを狙いとしています。実際に、国内でパー6のホールがあるゴルフ場は『軽井沢』や『北海道』と、リゾート地や避暑地として古くから人気がある場所になっているので、観光ついでに『面白そうだから行ってみようか』と思わせる効果はあるでしょう」
ちなみに、「軽井沢72ゴルフ東・押立コース」のパー6は2014年にIGF(国際ゴルフ連盟)主催による世界アマチュアゴルフチーム選手権の開催地に選ばれ、勝みなみ選手やブライソン・デシャンボー選手、ジョン・ラーム選手といった、現在ではトッププロとして活躍しているプレーヤーたちも挑戦しました。
また、海外にも目を向けるとタイの「パタナーゴルフ&スポーツリゾート」にはAコースの5番ホールに663ヤード、台湾の「桃園ゴルフクラブ」には東コースの1番ホールに、756ヤードのパー6が設けられています。
コースの造成上やむを得ず長くなることも?
また、飯島氏は「パー6やパー7のホールがつくられる背景は他にもあるのではないか」と話します。
「メモラビリティーの他にも、地形の制約や特徴に影響を受けてパー6やパー7のホールがつくられることもあると思います。元からある地形をできるだけ生かすのがゴルフコースを造成するうえでの基本とされていますが、予定地の中にはちょっとした谷や尾根が含まれている場合も少なくありません。現代では、重機を投入すればある程度の大きさの地形は人工的に変え、ヤーデージを調整することももちろんできますが、全てのシチュエーションにおいて地形を改変する必要性があるかと言われればそうとは言い切れないでしょう」
「ですから、話題性も兼ねて地形を活用したヤーデージの長いホールをつくり、長くしたぶん規定打数は例外的なパー6やパー7が設定されるのではないかと考えています。ただ、あまりにも長くしすぎると、途中で同じクラブを何度も使う必要があるなど、『実際プレーしてみたら単調で面白みが少ないホールだった』と思われてしまう可能性もあります」
「また、ゴルフはただ単に遠くへ飛ばせれば良いものではなく、時としてハザードを回避するためにわざと刻んでいったり、ティーショットでドライバーではなくフェアウェイウッドやアイアンを選んだりというコースマネジメントも醍醐味です。要するに、極端にヤーデージが長いホールでなくても、メモラビリティーに富んだホールはいくらでもつくれるのです」
特に「アメリカンスタイル」と呼ばれるゴルフコースではティーイングエリアからグリーンのピンフラッグまでが見渡せ、その間にバンカーや池が立ちはだかってプレーヤーにプレッシャーをかけるようなデザインとすることが求められています。
そして、与えられた課題に対してどのようなコースマネジメントで攻略していくのかを考え、最終的に成功したり失敗したりして一喜一憂を楽しむのがゴルフの醍醐味でもあります。ただ、距離が長いこともチャレンジングな要素ですから、興味がある人は一度挑戦してみると良いかもしれません。
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