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- 後ろの組が怖い… それが理由でゴルフをやめました 共感殺到「急かされラウンド」の正体
前の組・後ろの組・同伴者に挟まれ「楽しめない」との声が続出。スロープレー問題は客のマナーだけでなく、詰め込みや運営、初心者の孤立も背景にある。
コメント欄が荒れた「進行問題」
「前の組が遅いときどうするべきか」。そんな“ゴルフあるある”を扱った記事が、読者の間で大きな反響を呼びました。元記事では、打ち込みや怒鳴り込みといった行為はトラブルの原因になりやすく、まずは冷静にマスター室へ状況を伝えるのが望ましい、というゴルフ場側の本音が紹介されています。また、電磁誘導式カートなどコースの仕組みによっては、そもそも前後の組を入れ替えるのが簡単ではないことや、休憩時間の調整、マーシャルの介入など“見えにくい形”で渋滞を緩和している実態にも触れていました。

そしてコメント欄では、その「遅い組への対応」以上に、「急かされる側のしんどさ」に共感が集まりました。とくに多かったのが、「後ろの組に常に急かされている気分になる」「同伴者との関係もあるから、早くしようと強く言えない」「迷惑をかけたくないのに、気を遣いすぎてイライラする」といった声です。待たされるストレスよりも、“追われるストレス”のほうがつらい。そんな実感が、体験談として次々に書き込まれていました。
実際に、「それが理由でゴルフをやめた」という告白も目立ちました。初めてコースに出たとき、後ろの組の視線が気になって「とにかく早く打って走る」ことに追われ、何を楽しみに来たのか分からなくなった。打ちっぱなしは楽しかったのに、コースだと萎縮してしまう。そうした“入口での苦い経験”が、その後のゴルフ人生を左右してしまったという声もあります。
一方で、急かす側への批判も少なくありませんでした。「遊びなのに、なぜ我慢できないのか」「煽り運転と似ている」という指摘や、初心者に対して「走れ」「そのレベルで来るな」と言い放つ空気に、強い拒否感を示す人もいました。スロープレーはもちろん問題ですが、だからといって客同士が直接ぶつかれば、余計に険悪になる。元記事の「客同士で解決しないほうがいい」というメッセージに、コメント欄が別の角度から裏付けを与えた形です。
さらに議論は「そもそも渋滞は誰の責任か」という点にも広がりました。マナーや練習不足を指摘する声がある一方で、「ゴルフ場が組数を詰め込みすぎている」「マーシャルが機能していない」「コースにボトルネックがあると渋滞は起きる」と、運営側の設計や人手不足を原因に挙げる意見も多く見られます。最近はカートナビやGPSで進行の遅れが可視化できるため、注意喚起や介入の仕組みを強化すべきだ、という現場目線の提案も出ていました。
では、どうすれば“急かされて楽しくない”状況を減らせるのでしょうか。コメント欄で多かったのは、初心者や慣れていない人がいる日の工夫です。人数を減らして回る、キャディー付きで段取りを学ぶ、混みやすいコースを避ける。あるいは、前が詰まっているときに後ろの組へプレッシャーをかけるのではなく、マスター室へ連絡して調整してもらう。そうした「相手を追い詰めない」選択肢が支持されていました。
元記事が示したのは、スロープレーを力でねじ伏せるのではなく、ゴルフ場の仕組みを理解しながら冷静に動くことでした。そしてコメント欄が浮かび上がらせたのは、急かす側・急かされる側の対立というより、誰もが“気持ちよく回れない”構造そのものです。せっかくの余暇がストレスに変わってしまう――そんな声がこれだけ集まったこと自体が、いまのゴルフの課題を物語っているのかもしれません。
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