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- 後片付けの負担をゴルフ場に押し付けてない!? カートに“ゴミ放置”スタッフが特に困るモノとは?
ラウンド終了後、カートの中にペットボトルなどのゴミをそのまま放置していませんか? 実はゴルフ場にとっては大きな負担となっているケースもあるようです。ゴルフ場スタッフが頭を抱える“カート清掃”のリアルな現状について聞きました。
「ペットボトルの飲み残し」はスタッフ泣かせ… 夏場に増える困った放置物も
18ホールのプレーを終えてクラブハウスへ到着。心地よい疲労感に包まれるなか、「早くお風呂で汗を流したい」「渋滞が始まる前に帰りたい」と、つい急ぎ足になってしまうのは“ゴルファーあるある”でしょう。そこでカートの小物入れやカゴに、空のペットボトルやゴミを「置きっぱなし」にしていませんか?
実はゴルフ場側は大きな負担を感じているそうです。岐阜県のいわむらカントリークラブ支配人・志村努氏は、以下のように話します。
「スタッフにとって特に負担となるのが、『ペットボトルの飲み残し』が放置されているケースです。カート到着地点の近くには基本的にゴミ箱しか設置されていないことが多く、飲み残しがある場合は中身を捨てるため処分できる場所まで運ぶ必要があります。さらにフタと本体を分別する手間もかかるため、余計な時間がかかってしまいます」

「また、ペットボトルや空き缶を灰皿代わりに使用するのも、やめていただきたいです。分別の際に中身を取り出すのが非常に困難ですし、衛生面でもスタッフへの負担が大きいです」
実際にSNS上にも、「ペットボトルの飲み残しは自分で処分してほしい」「アメの包み紙など細かいゴミを拾い集めるのが大変」といった、現場スタッフからの悲痛な叫びも散見されています。さらに志村氏は、スタッフが思わず「触れるのをためらってしまう」厄介な放置物もあると言います。
「夏場になると、『氷のう』や『濡れタオル』、『ウェットティッシュ』などの放置も目立つようになります。ただの水で濡らしたものなのか、汗をたっぷり拭いたものなのかパッと見では判別が難しく、衛生面だけでなく、心理的にも触れることに抵抗を感じるスタッフも少なくありません」
猛暑のラウンドに欠かせない冷却アイテムですが、他人の汗が染み込んでいるかもしれない物を片付けるのは、誰にとっても気分の良いものではありません。濡れたタオルを持ち帰るための袋をあらかじめ用意しておくなど、自身で管理する配慮が必要といえるでしょう。
「捨てていいの?」 スタッフが迷ってしまう忘れ物も
また、スタッフが「処分していいのかどうか」判断に迷う放置物も多いと志村氏は話します。
「例えば、使い古して汚れたグローブなどがポツンと残されていると、意図的に捨てて帰ったのか、うっかり忘れてしまった物なのか判断がつきません。万が一、こちらで捨ててしまって後からクレームになるリスクを考えると、一定期間保管せざるを得なくなります」
「さらに最近利用者が増えているレーザー距離計の忘れ物も非常に多いです。黒いケースに入っていることが多く、色がカートの小物入れに同化して気づきにくいですし、持ち主の判別も困難です」
ラウンド直後の疲れ切った状態では、細かな片付けにまで気が回らないこともあるでしょう。しかし、だからこそ自分の持ち物をしっかり回収し、出したゴミを自らゴミ箱へ捨てるという「当たり前の行動」ができる人は、ゴルフ場にとって非常にありがたい存在となります。
最後に志村氏は「ご自身で適切にゴミを廃棄してくださる来場者の方は、スタッフ側でも『マナーの良い素晴らしいお客様』として良い印象が記憶に残りやすいです」と話します。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があるように、最後まできれいに片付ける余裕を持つことが、ゴルフ場から歓迎される「スマートなゴルファー」への第一歩といえるでしょう。
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