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- 大叩きで罰金も!? 知られざるゴルフ場のガチ組織「研修会」の実態とは?
各ゴルフ場では、メンバーたちによって様々なクラブ競技が開催されますが、その中に「研修会」と呼ばれるものもあります。では、研修会とはどのような目的で行われるイベントなのでしょうか。
トップクラスのメンバーたちによるスペシャルな組織
それぞれのゴルフ場には、「月例会」や「クラブ選手権」などのような、メンバーのみが参加できるクラブ競技がありますが、そのうちの一つに「研修会」と呼ばれる競技会も存在します。
あまり耳慣れない人も多いかもしれませんが、研修会とはどのような組織であり競技会なのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように説明します。

「研修会は、各コースのメンバーが集まって親睦を深めて交流を盛んにする以外にも、ルールやマナーの習得や技術向上といった、“勉強会”としての役割も持った組織やクラブ内のイベントです」
「メンバーの中でも、特にスキルや見識がある人たちが中心となり、切磋琢磨を繰り返して腕をさらに磨き上げていくことが大きな目的とされており、多くのゴルフ場では、月例会と同じく月に1回程度行われています」
「そして、研修会で良い成績を残した人は地域や地方単位で開催されるクラブ対抗戦の代表に選ばれ、各コースの名誉とプライドを懸けて試合に臨みます。また、研修会ではルールやマナーも普段以上に厳格に適用され、知識面に長けている人も多くいます」
「実際、毎月ラウンドを終えた後に表彰や座談会を兼ねてルール・マナーに関する認識を改めるべくミーティングを開くところや、目土の準備をはじめピッチマークの修繕、ゴミ拾いなどコース修復の手伝いをするところも少なくありません」
「そのため、『月例会のみに参加したい』というような比較的エンジョイ寄りのゴルファーと一緒にプレーする際には救済措置の指導をしたり、他のクラブ競技を開催する時にはルールの監修やサポート役を務めたりする場合もあります」
ちなみに、クラブ対抗戦は「関東ゴルフ連盟(KGA)」や「関西ゴルフ連盟(KGU)」など地方や地域ごとに開催されるのが一般的で、クラブを基盤に競技に取り組むアマチュアにとっては、年に1回しか訪れない最高の晴れ舞台でもあります。
ギャラリーにはプレーヤーの家族や友人だけでなく各クラブの仲間も駆けつけ、誰でも観戦が可能なプロのトーナメントとはまた異なる、独特な熱気に溢れた戦いが繰り広げられます。
入会したい時はどうすればいい? 大叩きすると罰金があるって本当?
さらに、研修会の特徴について飯島氏は次のように続けます。
「多くの研修会では入会上限が提示されており、緩いところなら『向上心さえあれば誰でもOK』としている場合もありますし、なかには『メンバーとしての在籍年数が○年以上』や『ハンディキャップがシングル以下』といった、厳しい条件を求めていることもあります」
「また、研修会に入っていなくても、月例競技等でスコアが良かったら、既存の研修会メンバーから『入ってみない?』とスカウトされるゴルファーもいます。自身のスキルが認められた喜ばしいチャンスではありますが、クラブ対抗戦への出場を見越して、今までよりも厳しいコンディション下で練習やラウンドを繰り返さなければならなくなる可能性もあります」
「入会したところで、体力面はもちろん精神面まで削られてしまったらゴルフの楽しみも減ってしまうので、誘われたらまずは会の様子や雰囲気を見てみて、自分のプレースタイルや目標に合うかどうかをしっかりと確認した方が良いでしょう」
なお、研修会の中には一定のスコア以上を叩くと罰金が発生したり、次回の出場を停止させられたりといった、厳しい処罰がなされるところも存在するようです。
その点について飯島氏は「罰金を徴収することによって遠征費の補填などに充てている会もあり、全体的なレベル向上を目的としていることも多いです。そのため、必ずしも全てを“悪”と捉えるべきではありませんが、もう少しスマートな方法を採るのであれば、『成績が悪かった人は練習時間を長めにする』のような処置に変えても良いのではないか」と話します。
研修会に入会して好スコアを維持し続けることは容易ではありません。しかし、「もっと高みを目指したい」「クラブを代表して戦ってみたい」と考えている人なら、チャレンジする価値はありそうです。
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