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- いくらで買える? 意外と知らないゴルフカートの世界
ラウンド中の移動手段として使われているゴルフカート。キャディバックを積み込んだり長距離移動の負担を減らしてくれたりと、大変便利でラウンドするうえで欠かせない乗り物です。ゴルファーにとって身近なゴルフカートですが、その値段や性能については意外と知られていません。今回はそんなゴルフカートの値段や性能について解説します。
ゴルフカートっていくらなの?
ゴルフ場で使用される一般的なカートの新車価格は80〜120万円程度。中古であれば20〜30万円ほどが中心のようですが、サイトによっては5万円から販売している中古カートもあります。新車の価格差はメーカーや性能差によるものが大きいようです。
ゴルフカートにはガソリンエンジンで動くタイプと、モーターで動くバッテリータイプという2つの種類があります。バッテリータイプは、クリーンかつ静かでランニングコストも比較的安価ですが、充電設備が必要だったり2~3年経つとパワーが衰えたりします。実際に、ゴルフ場を全国で展開する東急リゾーツ&ステイ株式会社にゴルフカートの買い換えるタイミング等について問い合わせたところ「一般的な耐久年数は5~7年となりますが、日々のメンテナンスとバッテリーなどの定期的な交換によって安全に稼働する限り定期的な買い替えはしていません」とのことでした。
一方、ガソリン車は排気ガスや大きいエンジン音が出ますが、ガソリンを入れれば動くのでパワーは安定、充電用設備も必要ありません。通常の自動車でも使われるレギュラーガソリンを給油すれば動きます。
セグウェイタイプも登場! 意外と知らないゴルフカートの種類
最近は、ゴルフ場のほとんどが乗用カートを使用しています。乗用カートには自走式カートと電磁誘導カートの二種類があります。自走式は自動車の運転のようにハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルなど使って、自分で運転するタイプのカートです。フェアウェイ乗り入れが可能なゴルフ場では、この自走式が採用されることが多いようです。簡単に後進ができるので、クラブを忘れた時などに便利なタイプでもあります。しかし、カートを運転する余裕がない初心者が多い場合などは、電磁誘導タイプがおすすめです。
電磁誘導カートはプレーヤーの1人がリモコンを管理し、必要な時にカートを移動させることができます。そのため、初心者でもボタンひとつでカートを動かすことができ、プレーに集中してラウンドできます。
最近は人を感知してついてくるゴルフカートやセグウェイタイプのものなど、さまざまな種類のカートが登場してきています。ゴルフカートはどんどん改良され進化を遂げていると言えるでしょう。
自走式カートを運転するために免許は必要なの?
では、ゴルフカートを運転するには免許が必要なのでしょうか。初めてカートに乗る方は不安になるかもしれません。しかし、ゴルフ場はあくまでも私有地であって公道ではありません。そのため、運転免許がなくてもカートを運転することは可能です。しかし、免許証の提示が求められることはほとんどありませんが、多くのゴルフ場がローカルルールで普通乗用車運転免許がない人のカート運転を禁止しています。利用規約等には細かく注意事項があり、その中に運転免許が必要な旨を書いてある場合が多いようです。
ゴルフ場は起伏が激しかったり、カート道も急カーブやデコボコした場所など危険なポイントが少なくありません。毎年、多くのゴルフ場でカート事故が起こり、命を落とすような場合もあります。電磁誘導式カートであればこのような危険もほとんどありません。もし、プレーするメンバー全員が無免許の場合は電磁誘導式カートを導入しているゴルフ場でのプレーが安心です。
※ ※ ※
ゴルフカートの価格は様々。また、ゴルフカートを使用する際は事故に気をつけ、安心安全に使用する事が大切です。カートの扱いや使用上のルールを守って、便利に使いこなしましょう。
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