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- 永井花奈「2勝目を挙げないと辞められない」 9年ぶり優勝で明かした胸中
永井花奈(ながい・かな)が「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で9年ぶりのツアー2勝目を挙げた。優勝会見では「2勝目を挙げないと辞められない」と自らに課していた重圧や、支えとなった周囲への感謝、9年間の葛藤を率直に語った。
「2勝目を挙げないと辞められない」 自らに課した9年間
◆国内女子プロゴルフ 第18戦
ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 7月9~12日 真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道) 6700ヤード・パー72
単独首位から出た永井花奈が4バーディー、1ボギーの「69」でプレーし、通算19アンダーで優勝。2017年「樋口久子 三菱電機レディス」以来、8年256日ぶりとなるツアー2勝目を挙げた。ツアー制度施行後では史上6番目に長いブランク優勝となり、ホールアウト後は右拳を突き上げ、涙を流した。
優勝会見で永井は「2勝目を挙げないと辞められない」と、自らにプレッシャーをかけ続けてきた9年間を明かした。「2勝目獲ったら辞めてもいいと思うぐらい2勝目が欲しかった」と振り返り、「まだ辞めない……(笑)」と笑顔ものぞかせたが、それほどまでに2勝目への思いは強かった。

優勝から遠ざかっていた時間については、「1勝目がすごくラッキーだったので、実力的には今の方があると思います。足りないものが本当に多かったので2勝目まで時間が掛かった」と自己分析。「恐いもの知らずで勢いでいくというよりは全体的にパワーアップしていると思います」と、この9年間で培った成長を実感していた。
その間にはシード落ちも経験した。「気持ちはとっくにボロボロになっていました」と率直な胸中も吐露。それでも「応援してくれる人がいるから簡単には辞められなかったですし、恩返しはしたかった」と語り、支えてくれた人の存在が競技を続ける原動力だったと明かした。
先週は7人によるプレーオフで敗れたが、「ダメだと思わないで、できる!という自信を持っていかないと勝てるものも勝てない」と気持ちを切り替えた。「これで勝てなかったら負け癖じゃないけど、そういうのが付いちゃうので、勝てて良かった」と安堵の表情を浮かべた。
最終日は7番でボギーを喫したものの、9番でスイングを修正。「昨日帰って見直した時に、グリッププレッシャーがすごく強くなってしまっているな、と。9番でやってみようと切り替えることができた」と冷静に立て直し、後半は10番、11番、14番、15番で4つのバーディーを奪って逃げ切った。
涙の理由については、「9年振りという年数が長かったというより、9年の間にいろんなことがあったので、無事ここまで来れて良かった」と説明。今後については「もっと上位に絡んで優勝を積み重ねたい」と、新たな目標を見据えた。
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