ゴルフ会員権購入には様々な費用かかる
ゴルフ会員権とは具体的にはどのようなものなのか? 名前は聞いたことがあるけど、実はあまり詳しく分からないゴルファーも多いはず。

最近はネットでの予約が主流で、日本全国のほとんどのゴルフ場がクリック一つで予約可能です。しかし、競技に参加したり仲間を増やしたりと、会員権購入後のメンバーライフは素晴らしいのも事実。そこで、購入する場合の基礎知識を調べてみました。
まず、ゴルフ会員権の価格ですが、ゴルフ場や地域によって大きく異なります。都内のゴルフ場では最安値が10万円前後、最高値は数千万円と大きな差があります。
さらに、ゴルフ会員権を取得するには会員権自体の価格に加え、「ゴルフ場に払う費用」、「ゴルフ会員権業者に払う費用」、「その他の書類取得費用・消費税」など、さまざまな費用が必要です。
ゴルフ場に払う費用として、以下の3つがあります。1つ目は名義書換料です。名義書換料とは、会員権の名義を書き換えるために払う費用を指します。ゴルフ場によって金額が大きく異なりますが、10~100万円が一般的で、名義書換料50万円以下のコースは良心的といえるでしょう。
最近では「名義書換料半額キャンペーン」などを行っているところや、名義書換料を無料にしている『さいたま梨花カントリークラブ』のようなゴルフ場も存在するので、一度よく調べておくことをオススメします。
2つ目は、入会時に一部のゴルフ場から徴収される費用を指す、入会預託金です。最大の特徴は、退会時や譲渡時に返還される点。会員権価格に対する預託金の割合は、低い所で5%程度、高い所だと500%を超える場合もあります。
そして3つ目は年会費です。年会費は、毎年ゴルフ場に支払う費用であり、金額は約2~6万円が相場と言われています。ちなみに、年会費を入会時期によって月割りにしてくれるゴルフ場と、そうではないところがあります。
比較的リーズナブルで優良なゴルフ場はたくさんある
続いて、ゴルフ会員権業者に払う費用を見ていきましょう。業者に払う費用には、ゴルフ会員権業者によって異なる手数料と、代行費・紹介料の2つが挙げられます。このうち代行費・紹介料は、名義書換手続として、一部のゴルフ会員権業者で発生する場合がある費用です。金額は数千円程度で、諸経費は手数料に含んでいる業者が多いようです。

その他の費用として、書類取得費用が発生します。ゴルフ会員権の名義書換には、以下の書類が必要になります。 まず戸籍謄本もしくは除籍謄本、印鑑証明書。相続の場合は、相続同意書と改製原戸籍謄本も必要です。
もちろん、会員権本体の価格、名義書換料や年会費、手数料、代行料にはすべて消費税がかかります。特に会員権本体の価格や名義書換料のような高額な項目は、消費税だけでもかなりの額になります。入会預託金はゴルフ場に預ける金額なので、消費税の課税対象にはならない点も覚えておきましょう。
最後に総額50万円以下でビギナーにオススメのゴルフ場を、ゴルフ場会員権の売買仲介業者である小松高明氏に選定してもらいました。
総額50万円で購入できるビギナーにオススメのゴルフ場(関東)
神奈川県
・小田原ゴルフ倶楽部 松田コース
・伊勢原カントリークラブ
・東名厚木カントリー倶楽部
・秦野カントリークラブ
・神奈川カントリークラブ

千葉県
・京カントリークラブ
・千葉桜の里ゴルフクラブ
・千葉国際カントリークラブ
・ロイヤルスターゴルフクラブ
・ゴールド木更津カントリークラブ
・鴨川カントリークラブ

埼玉県
・大宮国際カントリークラブ
・児玉カントリー倶楽部
・さいたま梨花カントリークラブ
・彩の森カントリークラブ
栃木県
・皐月ゴルフ倶楽部 鹿沼コース
・皐月ゴルフ倶楽部 佐野コース
・あさひヶ丘カントリークラブ
・佐野ゴルフクラブ
・烏山城カントリークラブ

群馬県
赤城ゴルフ倶楽部
草津カントリークラブ