- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 面倒くさい? やっぱりヘッドカバーはいちいちクラブにつけたほうがいいのか
ゴルフクラブを購入すると、付属品としてヘッドカバーが付いている場合があります。そもそも、ヘッドカバーはなぜ必要なのでしょうか?
ゴルフクラブを傷つけないためにショットごとにつけたほうが良い
ヘッドカバーには、購入したゴルフクラブの付属品として付いてくるものや、ゴルフメーカーやブランドが販売している別売りのものがあります。

では、そもそもヘッドカバーにはどのような役割があるのでしょうか。
当然ながら、ヘッドカバーにはゴルフクラブを保護する役割があります。ヘッドカバーをしていないクラブをキャディーバッグに入れてゴルフカートを運転すると、高低差の多いゴルフ場では揺れが激しくクラブ同士がぶつかり合い、ヘッド部分に傷が付いてしまいます。そうしたクラブ同士の接触を避けるために、ヘッドカバーは有効です。
クラフトマン兼レッスンプロの関浩太郎氏は、ヘッドカバーの役割について以下のように話します。
「購入時にアイアンにヘッドカバーが付いていることはほとんどありませんがドライバーやウッド、パターにはクラブカバーが付いています。アイアンはメッキされているので、基本的には衝突があっても塗装が剥がれることはありません。しかし、ドライバーやウッド、パターは衝突があると塗装が剥がれてしまい、かなり目立ってしまいます」
さらに、ヘッドカバーの適切な使用方法については、「ヘッドカバーをつけた状態でキャディーバッグから抜いてティーイングエリアまで持っていき、打つ際にヘッドカバーを取ります。打ち終わったらヘッドカバーをつけてキャディバックに戻すのが基本です」といいます。
また、ヘッドカバーには、自分のゴルフクラブと同伴者のクラブを混同させないためにつけるという側面もあります。デザインが特徴的なヘッドカバーを付けると、自身のキャディーバッグがどれなのか、ひと目で判断でき、アイアンやウェッジなどを他のプレーヤーのバッグに誤って収めてしまうといったことも防げます。
ラウンド中ヘッドカバーをいちいち着脱するのが面倒という人が多いと思いますが、最近では耐水性のEVA素材を利用した新しいヘッドカバーも登場しています。ヘッドの上からかぶせるのではなく、横からポンとはめ込むようにワンタッチで着脱可能なため機能的です。雨に強くカラーバリエーションも豊富なことから識別もしやすいためおすすめです。
また、これまではゴルフは年齢層の高いスポーツというイメージが合ったため、ヘッドカバーなどのゴルフ用品も比較的地味なデザインのものが多い傾向がありました。
しかし、最近では若年層のゴルファーも増えたことから、ヘッドカバーも若い人を意識したものが増えつつあります。例えば、アニメのキャラクター型のヘッドカバーは最近のトレンドの一つとなっています。
ほかにも、インスタグラムでは『#ヘッドカバー手作り』で800件以上の投稿があり、自身でオリジナルのヘッドカバーを作るゴルファーも増えています。
脱着が面倒なヘッドカバーではありますが、好きなキャラクターや手作りのものであれば愛着が湧いて億劫になりづらいかもしれません。
ヘッドカバーはどうやって選べばいい?
ヘッドカバーには、クラブ保護と自身のクラブを見つけやすくするという役割があります。では、ヘッドカバーを購入する際には、どのような点に注目すべきなのでしょうか。
まず、判別しやすいデザインをクラブの種類ごとに選ぶことです。ヘッドカバーはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティーとクラブの種類ごとで形や大きさが違います。
そのため、クラブの種類に合わせてヘッドカバーを揃える必要があります。似通ったデザインではなく、異なるデザインのものを選ぶことで同伴者のクラブと差別化できます。
また、アイアン用のヘッドカバーの場合、アイアンをまとめてカバーするタイプと1本1本のアイアンそれぞれをカバーするものがあります。
まとめてカバーするタイプの場合、どのアイアンを使うか短時間で選ぶことができますが、ラウンド中はアイアン同士がぶつかり合い傷をつけてしまうリスクをなくすことはできません。
一方、アイアンをそれぞれカバーする場合、ショットの度にヘッドカバーを取り外す必要があるので、手間が増えてしまいます。どちらを選択するかは、自身の普段のプレースタイルなどによって選択すると良いかもしれません。
次に、素材で選ぶことも重要です。ヘッドカバーの素材には、レザーやボア、ニットやナイロンなど様々な素材があります。
レザー素材は、天然革や合成革を使用しており、高級感があるのが特徴的です。
一方で、ボア素材は毛質の生地で作られています。モコモコした印象のデザインが多く、他の素材と比べると柔らかい生地のため、衝撃吸収性が高いという特徴があります。デザインよりもクラブの保護を重視したいという人におすすめの素材と言えるでしょう。
素材の中で特に安価なのはニットやナイロン素材です。温かみのあるオシャレなデザインが多く、手に入れやすいところから人気の高い素材となっています。汚れても簡単に洗濯ができるのもメリットの一つと言えます。
さらに、ヘッドカバーをキャディバッグや小物のブランドと揃えることで、ファッションアイテムとしてより統一感が出るでしょう。素材やデザインが豊富なので、自分のファッションや用途に合わせたものを選ぶと良いかもしれません。
最新の記事
pick up
-
ナイスショット連発で上重アナも仰天!? キャロウェイ「ELYTE」シリーズをラウンドで使用するとアマチュアにとって大きな恩恵が!<PR>
-
【連載コラム】なぜフォーティーンのクラブは人を魅了するのか? 美しいフォルムに宿る揺るぎない性能・その秘密を開発者に聞く<PR>
-
クラブと体の「接点」は重要! テーラーメイドのツアーボール「TP5」「TP5x」と「プレイヤーズ グローブ」は細部までこだわった逸品<PR>
-
もはやゴルフウエアに見えない!? 「& GOLF」が作り出した日常に溶け込める新定番ウエアスタイルでオシャレに街へ!<PR>
-
ゴルファーの9割は勘違いしている!? 超人気パターコーチが語った「モデル別アライメントボール」の正しい活用法
ranking