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- ゴルフクラブは最低何本? ボールは? ティーは? 初ラウンドに必要な「個数」教えます
これからゴルフを始める人は、分からないことだらけで、ラウンドに必要な「道具」をそろえることに一苦労するかもしれません。ゴルフクラブにもさまざまな種類がありますが、最低限そろえるべき道具には、どのようなものがあるのでしょうか。
ゴルフデビューには5本のクラブを
これからゴルフを始める人は、まだ練習場に通うだけという段階なら、必ずしもゴルフクラブを購入する必要はありません。大抵の練習場にはレンタルクラブが置いてあるからです。しかし、コースデビューを考え始めたら、最低限の道具をそろえようかということになるでしょう。ゴルフは、他のスポーツと比べて用意する道具が多いこともあり、初心者ゴルファーは何が必要なのか迷うかもしれません。
SNS上では「ゴルフを始めたいけど何を買っていいかまったく分からない……」「必要なゴルフクラブの種類が分からない……」などの声が上がっていました。では、ラウンドデビューで最低限準備しておくべきものとは、どのようなものがあるのでしょうか。
まず、当然ながらゴルフクラブを準備する必要があります。ルール上、ゴルフクラブは14本までキャディーバッグに入れてプレーすることができ、番手の大きい順に「ドライバー」「フェアウェイウッド」「ユーティリティー」「アイアン」「ウェッジ」「パター」の6種類があります。
そんなゴルフクラブですが、レッスンプロ兼クラフトマンの関浩太郎氏は、ある5本のクラブを用意しておけば、初ラウンドは十分に楽しむことができると話します。
「初ラウンドでは『ドライバー』『7番アイアン』『アプローチウェッジ』『サンドウェッジ』『パター』の5本のクラブを準備していれば十分に楽しめます。7番アイアンをメインに打ち進めていき、アプローチやサンドウェッジを使って寄せて、最後はパターでホールアウトします」
サンドウェッジはバンカーに入れてしまったときにも必要です。
「ゴルフ経験の浅い人は、フェアウェイウッドやユーティリティーなど、さまざまな特徴のクラブを打ち分けることは難しいので、逆に本数を少なくしてラウンドしたほうが、スコアも良くなりやすいです」
ゴルフクラブを一式そろえることが難しい場合は、最低限、5本のクラブを用意しておけば、不自由なくラウンドを楽しむことができるでしょう。
アイアンに関しては「セットでないと売ってくれないのでは?」と思うかもしれませんが、中古ショップに行くと、ワゴンセールのような形で型落ちで必要なくなった試打用の7番アイアンを単品で売っているケースがあります。お店によっては無料でもらえる場合もあります。その他の4本はすべて基本的に単品売りされているものなので、7番アイアンを調達しに行った中古ショップで自分の体力に合っていて振り心地のそろっているものを店員さんに相談して決めると良いでしょう。
ゴルフクラブのフルセットを貸してくれるゴルフ場もありますが、関氏は「何十年も前のクラブしかないことも多いので、ハワイなど旅行中の人が利用するために更新頻度が高いゴルフ場以外では、おすすめできない」と話します。
次に「ゴルフボール」は20個ほど持っておくと安心です。特に初心者ゴルファーは、OBや池ポチャなどでボールをたくさんなくしてすことが想定されるため、なるべく多めに持っておいたほうが良いでしょう。ボールに関しては、価格の安いものやロストボールを買っておくと良いかもしれません。
さらに「ロングティー」を20本、「ショートティー」を10本ほど持っていきましょう。「ティー」は各ホールの1打目の際に、ボールを乗せて打つために使用します。
初心者ゴルファーはスイングが安定していない人が多いため、ティー自体を打ってしまい、折れてしまうことがよくあります。メンタル的にいっぱいいっぱいで、拾うのを忘れてしまうことも多いです。そのため、余裕ある本数を準備しておくと安心です。
ボールマーカーとグリーンフォークも必需品
クラブの次に購入すべきは「ゴルフシューズ」です。練習場通いはスニーカーで十分ですが、ゴルフ場の芝生は滑りやすいため、アウトソールに鋲や突起のついた専用のシューズでないとスイングしづらいだけでなく危険です。
また、「ボールマーカー」と「グリーンフォーク」は、グリーン周りでの必需品です。ボールマーカーは、グリーン上にある自分のボールが他のプレーヤーが打つラインの邪魔にならないようにするため、ボールのあった場所に目印をする役割があります。もしあなたがマークをせずに同伴プレーヤーがあなたの球に当ててしまうと、同伴プレーヤーは2罰打を課せられてしまいます。
「グリーンフォーク」はグリーンにボールが落下したときにできる「へこみ」を元の状態に戻すために使う道具です。へこみをそのままの状態にしてしまうと、パットのラインに影響が出る可能性があり、マナー違反になってしまうので必ずグリーンフォークで元に戻すようにしましょう。
他にも「グローブ」や「スコアカウンター」、飲み物や日焼け止めなどを準備しておくと快適にラウンドすることができます。特に女性ゴルファーの場合は、お風呂に入った後のメーク直しに必要な道具を忘れてしまいがちなので、覚えておくと良いでしょう。
このように、ゴルフをプレーするためには、最低限準備しなければならない道具がいろいろとあります。初心者のうちは忘れ物も多いです。小物類であればゴルフ場で販売していることもありますが、せっかく購入した道具を忘れてしまっては無駄なお金を使うことになりますし、朝からテンションがダダ下がりになってしまうので、前日の荷物チェックを入念に行って、ゴルフデビューを迎えましょう。
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