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- 女性の電車ゴルファーは両手が空かないと危ない!“ゴルフ場でのリュック”はやっぱりアリ?
「ゴルフ場でのリュックは“アリ”か“ナシ”か」。度々論議されるテーマだが、今回は女性目線で考えてみました。
女性はキャディバッグを片手で持ち運ぶのが難しい
以前、ゴルフメディア編集者と打ち合わせをしていたとき、「“ゴルフ場でリュック”は「アリ」か「ナシ」かゴルファーの本音アンケートの結果は?」という記事が多くの方に読まれたという話を聞いたことがありました。
その記事を読んだところ、2838名のユーザーに「リュックを背負ってゴルフ場に来場するのはアリ・ナシ?」というアンケートを実施したら、アリが1112名、ナシが1726名という結果になったと記されていました。
筆者はゴルフ歴約20年ですが、ゴルフを始めた当初から「ゴルフ場に行くときはゴルフ用のボストンバッグを使うこと」と教え込まれました。リュックを背負ってゴルフ場に行くという発想がありませんでした。
リュックを背負ってゴルフ場に来場している人を見かけたこともありませんでしたから、アリかナシかで言ったらナシだろうと思っていました。
ところが先日、京浜東北線の中でキャディバッグを持ち、リュックを背負った女性ゴルファーが乗っている姿を見て、その印象が大きく変わりました。
女性の年齢に触れるのは気が引けるのですが、その方は筆者(47歳)よりも年上に見えました。要するに若い女性ゴルファーではなく、年配の落ち着いた雰囲気の女性ゴルファーです。
平日の17時ごろ筆者がJR大森駅から横浜方面行きの京浜東北線に乗ったとき、その女性が入り口の隅の手すりの横にキャディバッグを立てかけ、リュックを背負って立っていました。筆者もゴルフスクール帰りでクラブケースを手に持っていたので、軽く会釈をしました。
筆者はゴルフ場にリュックを背負って来場するのは若者だと思い込んでいたので意外でした。リュックのブランドは米国のアウトドア用品メーカーのL.L.Beanでしたが、アウトドアっぽい感じのデザインではなく、タウンユース向けのモデルという印象でした。
そして何気なく観察していたところ、キャディバッグを持つのに両手を使っていたのです。
おそらくキャディバッグが重いので女性の力では片手で持ち運ぶのが難しいのでしょう。キャディバッグを両手で持たなければならないのでリュックだったのです。
ゴルフ場に適した雰囲気のリュックは許容すべき時代かも
しかも、その女性はキャディバッグを両手で持ったままエレベーター乗り場を通り過ぎ、エスカレーターに向かいました。なぜならば、平日の17時の駅の改札のエレベーターは車イスの方や杖をついた高齢者の方が待っているため、乗るためには長い時間待たなければならないからです。
これがゴルフ場にリュックを背負って来場していいという理由にはなりませんが、彼女はキャディバッグとボストンバッグを同時に持つことができないのでリュックを選択せざるを得ないのです。
「それだったらキャディバッグを宅配便で送ればいい」といった意見もあるでしょうが、翌日もゴルフだったり、翌日にレッスンが入っていたりしたら、キャディバッグを持ち帰らなければなりません。
昨今は東京都内で車を所有するのが難しい時代になっており、レンタカーやカーシェアリングを利用する人が増えました。でも、運転免許証を持っていない人はそういう選択肢もありません。
電車とクラブバスでゴルフ場に行ったり、誰かの車に乗せてもらうために電車で移動しなければならなかったりするゴルファーが昔と比べて増えています。
その中にはキャディバッグとボストンバッグを同時に持つのが難しい人もいます。そういう事情であれば、リュックを背負ってゴルフ場に来場することを許容してあげなければならないのではないかと感じました。
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