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- 「プロなのに80打ってたんだけど…」 ティーチングプロも“プレーヤーとして”実力あるほうがいいの?
トーナメントに出てお金を稼ぐツアープロとレッスンを生業とするティーチングプロ。自ずと必要とされる能力は違いますが、どうしても気になってしまうのは、ティーチングプロはプレーヤーとしての実力もあるのか、実力のある人に教わったほうがいいのかです。
PGAのティーチングプロになるには70台は必須
プロ野球やプロサッカーの世界では「名選手、名監督にあらず」という言葉があります。現役時代に輝かしい成績を残している選手が必ずしも監督として成功するとは限らないという意味ですが、ゴルフにはいわゆるツアーで戦うトーナメントプロと、レッスンを生業にしているティーチングプロがいます。

実際にティーチングプロの実力とはどれくらいなのでしょうか。そもそも教えるプロなわけだから、プレーヤーとしての実力は必要ないのでしょうか。気になる疑問にティーチングプロ歴11年目の柳橋章徳プロが答えてくれました。
「まず、プレーヤーとしての実力があったほうがいいのかどうかですが、結論的には教わる人がきっちり結果を出すことができていれば、その部分はあまり関係ないと言えます。ただ、教わる側の人の価値観によっては、プレーヤーとしての実力がマストという場合もあるのではないでしょうか。とはいえ、ティーチングプロの資格を取得している人たちは、試験でラウンドテストもあるので、プレーヤーとしてある程度の実力が備わっていると考えていいと思います」
ティーチングプロの資格には日本プロゴルフ協会が管轄しているものの他に、米国ゴルフ財団のNGF(National Golf Foundation)やUSGTF(The United States Golf Teachers Federation)などがあり、それぞれ規定は異なります。ちなみに、日本のPGAのティーチングプロの実力テストは2日間で158ストロークで、70台でラウンドできれば合格することになります。
ただし、一度合格するとその後のチェックはないので、現時点におけるプレーヤーとしての実力をこれだけで判断するのは早計かもしれません。しかし、ティーチングプロを対象とした試合もあるため、そうした場である程度の結果を残しているプロは、プレーヤーとしての実力も維持していると言っていいでしょう。
今年の10月末に行われたティーチングプロ日本一を決めるPGAティーチングプロ選手権・決勝大会に出場した柳橋プロ。結果は2日間通算で14オーバーという成績でしたが、試合に出ることで実力が公にされることに対しての抵抗はないものなのでしょうか。
「これに勝つと日本プロに出場することができるため、このために必死で練習をして臨む人も多いので、そういう人たちに対しては失礼なスタンスになってしまうんですが、ぼくの場合は1年に1度のお祭りというか、モチベーションを高めるためのコンテンツです。スコアを気にしないというと嘘になりますが、それで生徒さんに何かを言われることはないし、あの決勝には、それなりの実力がないと出られないので、それである程度は証明されていると思います」
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