- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 「上手な人はどうしてあんなに上から目線!?」 コロナ禍でゴルフを始めたけどすぐやめた人の理由
コロナ禍でちょっとしたゴルフブームが起こり、現在も続いています。そんななか、せっかくゴルフを始めたのに、すぐにやめてしまう人もいるようです。どうしてやめてしまったのか、その理由を聞きました。
誰にどんな迷惑をかけているのかが分からない
ゴルフはコロナ禍でも密にならずに楽しめるスポーツとして注目を集め、2020年から新たに始める人が増えました。
その流れは2022年も続いており、ゴルフ練習場やゴルフ場で始めたばかりと思われる人の姿を見かけることが明らかに多くなりました。
一方で、2020年にゴルフを始めたにもかかわらず2022年にゴルフをやめてしまったという男性の話を聞く機会がありました。年齢は50代で、ご自身で会社を経営されている方です。なぜゴルフをやめたのか率直な意見をうかがいました。

「ゴルフというスポーツ自体は楽しかったんですよ。でも、ゴルフをしていると自分が誰にどんな迷惑をかけているかが分からなくて、戸惑うことが多かったです。マナーを教えてくれる人が周りに誰もいなくて、しかも上手な人からいきなり注意をされるわけです」
「たとえばティーイングエリアでショットの順番を待つ位置だったり、グリーン周りでクラブを置く場所や自分が立つ位置だったり、そのときどきで教えてくれる人もいるのですが、アレもダメ、コレもダメとイチイチ指摘されるので面倒くさくなってきました」
「しかもゴルフが上手な人はヘタな人間に対して高圧的な態度を取ることが多いんです。ゴルフがうまいだけで、なんであんなにエラそうなんですかね。別にゴルフがうまくてもそんなにエラくないと思うんですけど」
やがて「ゴルフは楽しい」という気持ちよりも、「ゴルフは面倒くさい」という気持ちが上回ったため、ゴルフをやめることに決めたそうです。
大人になってからゴルフを始めた人に、このような意見を聞くことは非常に多いです。かつてはラウンドデビューの初心者に対して、キャディーさんがゴルフ場での振る舞いをひととおり教えてくれました。でも今はセルフプレーが主流の時代ですから、同伴者が教えるしかありません。
同伴者がすべてのマナーを熟知しているわけではありません。また、Aさんは気にしないけどBさんは気にするようなこともあります。
たとえばグリーン上で同伴者がパッティングをする際、パットのラインの延長線上に立ったりクラブを置いたりしないのがマナーですが、後方線上であれば気にしない人もいますし、前方線上でも気にしない人もいます。
ですからAさんのときは大丈夫だったのに、Bさんのときはダメと言われることがあります。冬場などはグリーン上で自分の影が同伴者のラインに入り込むケースもありますから、余計に立ち位置が難しくなります。そういったことが積み重なっていくと、「じゃあ、どこに立てばいいの?」となります。
ゴルフの基本的なマナーは「他の人に配慮を示すこと」ですが、「配慮を示す」というのが抽象的な表現なので、具体的にどう振る舞えばいいのかが分からないという声はよく聞きます。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking
日本プロも制した元ジャンボ軍団のプロゴルファーがお肉屋さんに転身していた! 「プロゴルファーを続けることに未練ナシ」
気泡の位置でラインと強さが分かる「パッティングガイド」がスゴい! ルール不適合だけど「ライン読み」は上達する!?
「決めポーズなんてない(笑)」渋野日向子、小祝さくら、吉田優利らが前夜祭でそろい踏み! 大会を彩る“ドレスアップ姿”を披露
なぜジャケット着用でゴルフ場に行かねばならないのか? 仕方なく着てったら“自動チェックイン機”て…/木村和久『ゴルフ=レジャー宣言』
「熱盛」 元ゴルフ部“主将”テレ朝アナが超豪快ドライバーショットお披露目! 「ホントにスイングがきれい」と相次ぐ絶賛の声