スコアがよくてもエラくはない! アマチュアゴルファーの100切り達成率を調べてみた | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

スコアがよくてもエラくはない! アマチュアゴルファーの100切り達成率を調べてみた

周りに上手なゴルファーが多い人は「100が切れないのは少数派」と感じる一方、ビギナーが中心だと「100切りなんてめったにできない」になるはずです。そこで、実際にはどれぐらいの割合で「100切り」を達成しているのでしょうか?

コンペの成績表から推測すると100切り達成率は35~40%

 ゴルファーの中で年間平均スコア100切りを達成しているのは約3割と言われています。周囲を見渡してみても、ボギーペースの90からダブルボギーペースの108の間を常に行ったり来たりしているゴルファーが圧倒的多数を占めます。

 どんなに調子が悪くても100をたたかないという人は、普段のラウンドではパーペースの72からボギーペースの90の間で回っている上級者です。

ゴルフが楽しければ、100切りができなくても悲観する必要はまったくない 写真:AC
ゴルフが楽しければ、100切りができなくても悲観する必要はまったくない 写真:AC

 でも、大人になってからゴルフを始め、このレベルに到達するのは誰でも実現できることではないと感じます。持ち前の運動神経、学生時代の運動経験、地道な練習にコツコツ取り組む努力の才能などが関係しているのではないでしょうか。

 ゴルフ場で働いている人たちは来場者の100切り達成率をどのくらいと見積もっているのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。

「お客様のスコアを調べるのに一番手っ取り早いのはコンペの成績表です。ただし、コンペにもいろんなタイプがありまして、ゴルフ歴が長い人たちが大勢参加するコンペもあれば、初心者から上級者までまんべんなく参加するコンペもあります。そこで前者のコンペと後者のコンペを比較してみました」

「まずゴルフ歴が長い人たちが125人集まったコンペの成績表を分析したところ、100切り達成者が65人、100オーバーの人が60人でした。割合としては100切り達成者が52%、100オーバーが48%です」

「次に初心者から上級者までまんべんなく参加した90人のコンペの成績表を分析してみました。このコンペはベストスコアが79、ワーストスコアが183で、100切り達成者が34人、100オーバーの人が56人でした。割合としては100切り達成者が37.8%、100オーバーが62.2%です」

「一般的に、コンペに参加されるのはそれなりにラウンド経験がある方が多いでしょうから、コンペに参加されていない来場者のスコアも考慮すると、100切り達成率はもう少し下がると思います。35%から40%の間くらいではないでしょうか」

ナビゲーションシステムの普及でさらに詳細な分析が可能になる

【写真】グリーン外からのパターアプローチ 1パット圏内に寄せるコツを写真でチェック

画像ギャラリー

グリーンエッジまで芝が短く刈り込んでいるなら、積極的にパターを使うのもあり
目標とボールを結んだライン上の後方に立ち、目標を見ながら素振りを行う
目標を見ながら素振りをすることで、目からの情報によって体が距離に合った振り幅でストロークしようとする
グリーン外からでも積極的に使いたい「パターの寄せ」。距離を合わせるコツをつかめばしっかり寄る
ボールからエッジまでが1メートルなら、ピンの1メートル先に仮想カップをイメージする
手首を動かすのではなく、体を動かしてストロークする
地道な練習の繰り返しが上達への近道? 写真:AC
ゴルフが楽しければ、100切りができなくても悲観する必要はまったくない 写真:AC
カートに搭載されたナビゲーションのスコア集計機能なら、さらに細かい分析もできるようになる
1 2 3

最新記事