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- “キレイなスイング”と“強いスイング”は何が違う! アマチュアが目指すべき理想型とは?
カッコいいスイングになりたいけど、飛距離もスコアメイクも気になる……。そもそも「キレイなスイング」と「強いスイング」って違うのでしょうか? 上級者はどんな考え方やコンセプトでスイングを作ってるのでしょうか。インドアゴルフレンジKz亀戸店・筒康博コーチに聞いてみました。
“強いスイング”=“しぶといスイング”
トラブルも含めて数々のスーパーショットを放っているタイガー・ウッズ選手のスイングも憧れです。キレイというより“かっこいいスイング”と言うのが適切なのかも知れません。ウッズ選手のスイングは、毎回同じ形と言うより、臨機応変に順応させる多彩さが魅力です。状況に合わせたショットを豊富に持つスイングは、間違いなく“強いスイング”といえます。
アマチュアゴルファーの中で上級者と呼ばれる人たちは、“強いスイング”に近いタイプの人が多いのが事実です。飛ばないけど曲がらない、あるいは多少曲がってもアプローチとパターで何とかしてしまう、といった「しぶといゴルフ」をする人たちです。

スコアメイクを重視するなら、内容が悪くてもなかなか崩れない“強いスイング”をマネるべきです。もちろんウッズ選手のトラブルショットの多彩さはマネできませんが、どんなショットでも頭の位置が動かずボールをしっかり見つめる「当て感」を、練習時から意識するだけでも価値があります。
現実的には“強いスイング”のゴルファーは、グリーンに近づくほど集中力が増す傾向が強く、ショートゲームの練習も怠りません。ニック・ファルド選手やゲーリー・プレーヤー選手、アーノルド・パーマー選手など、昔のプロゴルファーの多くは“強いスイング”の選手が多く、日本人プレーヤーでは青木功選手やジャンボ尾崎選手などが活躍してきました。
ちょっとクセがあるフォームに見えますが、フルスイングからアプローチパターまで「確固たる自分のインパクト」があり、再現性が高いスイングはたくさん練習してようやく身につくものです。
キレイで強いスイングはあくまで観賞用?
PGAツアー選手のように、飛距離もスコアメイクもすごい“キレイで強いスイング“は、アマチュアがマネできないからこそ魅力があります。しかし、「マネすべきじゃないの?」といわれれば、探究心や満足度を満たすならアリだと思います。
「スコアは後回し」と割り切るのであれば、カッコいいフォームや飛距離を追求するのも、ゴルフの楽しみ方の一つかも知れません。そのかわり、「フォームだけはカッコいいけど……」といった雑音に耐えるメンタルが必要な事をつけ加えておきます。
スコアを気にするのであれば、年齢や体型が近い「身近なお手本」を選ぶこと、自分のスイングを理解しているレッスンプロを見つけること、が最善だと思います。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
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