上級者の多くは年間平均ストロークを算出している
2022年の全ラウンドが終了したので、1月から12月までのスコアカードを集め、エクセルにスコアを入力し、年間平均ストロークを算出しました。
最近はスコア管理アプリにスコアを入力し、データ分析をしているゴルファーも増えているようですが、筆者はゴルフを始めたときからの習慣でいまだに紙のスコアカードに記入しています。

もっともゴルフを始めてから10年以上は、スコアカードをしばらく保管していたものの、ラウンドを重ねるとかさばってくるので、スコアを記録することもなく、年末にまとめて捨てていました。
今になって振り返るともったいないことをしていましたが、当時はゴルフの上達意欲がまったくありませんでしたから、単なる仕事としてラウンドを淡々とこなしていました(ゴルフ雑誌の編集部に在籍していたので)。
その後独立し、フリーランスのライターとして活動を始めると、アマチュアゴルファーの取材を数多く経験させていただく機会に恵まれました。アマチュアゴルファーといってもタレントさんや元スポーツ選手、企業経営者など著名人の方です。
そうすると腕前が達者な人ほど年間ラウンド数を正確にカウントしており、年間平均ストロークを算出していることに気づきました。手帳に年間ラウンド数と年間平均ストロークがビッシリ書き込んであったり、スマートフォンの中にエクセルシートが保管してあったりします。
取材の中で必ず聞くのがベストスコアですが、ベストスコアを出した時期は10年前だったり20年前だったりするので、その時点での腕前を示す物差しにはならないのです。