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- 18ホール営業じゃゴルファーは増えない!? オーストラリア人プロが思う「日本ゴルフ界の改善点」とは?
コロナ禍の影響もあり、活況に見える日本のゴルフ界。しかし、今後は団塊世代の大量リタイヤなど、ゴルファー人口が減少する可能性も高い。10年後や20年後の日本ゴルフ界を支えるジュニア世代の育成には何が必要なのか? オーストラリア人プロ、マイケル・トモヤ・スミス氏に聞きました。
環境が整えば「親にやらされている」ジュニアゴルファーは減る!?
メンバーライフも大きく違うといいます。日本のゴルフ場には、基本的にプレーする人しか入ることができません。ところがオーストラリアでは、クラブハウスにスロットや競馬の馬券が買える施設などがあり、ゴルフ以外の娯楽を楽しむことができます。レストランもゴルファー以外の利用が可能だそうです。
ジュニアゴルファーの環境も充実していて、ゴルフ場にはジュニア用のレンタルクラブが用意されていて、学校帰りにハーフや3~4ホールだけでもプレーができるので、気軽にゴルフを楽しめる環境だそうです。
ジュニアレッスンも行っているマイケル氏は、フラフープを使ったレッスンを行うなど子供たちにはとにかく楽しんでもらうことで、ゴルフを好きになってもらうことが大切だといいます。日本ではゴルフを楽しむより、親にやらされている雰囲気の子供さんが多いと感じるそうです。
「ザ・ファーストティー・プログラム(TFT)」の普及も大事だといいます。アメリカ発祥で子供たちにゴルフを通じた教育プログラムとして誕生したTFT。一部のゴルフ場で行われているものの、運営に携わるボランティア不足もありなかなか普及しないこともジュニア環境がよくならない原因だといいます。またジュニアレッスンはビジネスの観点でもあまりお金になりにくいという側面もあるようです。
コーチとの間に「上下関係」を感じると上達まで時間がかかる
レッスンをするうえでも日本とオーストラリアでは大きく違うそうです。オーストラリアのゴルファーはフランクでストレートな性格の人が多く、教える側もベストな練習法が探りやすいそうです。
逆に、日本のゴルファーはプロと生徒の間に上下関係を感じていることが多く人柄がわかりにくいため、その人に合った方法を探るためにレッスンの回数がある程度必要になるそうです。

さらに、練習場で多くの時間を過ごし、スイングやクラブスペックなど細かい部分を気にする人も多いといいます。オーストラリアでは練習場よりもコースに行く回数の方が多い傾向だそうです。
オーストラリアでも格安でプレーできるゴルフ場は、日本と比較してメンテナンスで劣る部分はあるそうです。しかし、気楽にゴルフができる環境は、ゴルフを始めるハードルを下げていると言えるでしょう。
「日本でも18ホール運営だけではない、柔軟なスタイルのコースが増えてくれると有難いですね」とマイケル氏は言います。コロナ禍でゴルフを始める方が多くなった今、10年後20年後にメインとなるジュニア世代育成の環境作りが非常に大切になりそうです。
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