- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 100切りできない週1ゴルファーだっていいじゃない! ラウンド回数と腕前の関係を考えてみた
キャリアは長いのにそれほどうまくない人が多いゴルフというスポーツ。「アスリートゴルファー」と呼ばれる人たちが1年程度のキャリアでも70台を出したりする一方、何十年やっても100切りを達成できない人もいます。
年間50ラウンド以上でも100を切れない人はたくさんいる
この1~2年でゴルフを始めた人の中には、雄大な自然の中で白球を豪快に飛ばすゴルフの魅力にハマり、もはや週1ペースでラウンドに行かないと気が済まないほど夢中になっている人もいます。
週1ペースということは1年間52週ですから、年間50回以上ラウンドを重ねていることになります。
ゴルフ業界は1年間で1回以上ラウンドに行く人(練習場に行く人)をゴルファーとカウントしています。そして年間ラウンド数の平均は約12回(月1ペース)です。平均の4倍以上もラウンドしているのはアスリート気質の人が多いです。
アスリート気質の人は上達も早く、初ラウンドはダブルパーペース(144ストローク)だったのが、トリプルボギーペース(126ストローク)、ダブルボギーペース(108ストローク)と一気にスコアを縮め、すでに100切りを達成してボギーペース(90ストローク)以上でラウンドしている人もいます。
先日、ゴルフ歴1~2年のアスリート気質の人たちと一緒にラウンドした際、次のような話題が出ました。
「ゴルフってキャリアが長いからといって上手とは限らないですよね。ゴルフを20~30年やっていて、毎年50ラウンド以上していても平気で100を打つ人がけっこういて、『なんでこんなにヘタなんだろう』と思うことがあります」
本人にまったく悪気はないのですが、そのセリフを聞いて思わず笑ってしまいました。
ゴルファーは大まかに分けるとアスリートゴルファーとエンジョイゴルファーがいます。アスリートゴルファーは上達に対する意欲が高く、エンジョイゴルファーはいいスコアで回りたいとは思っていますが、練習やレッスンにはあまり興味がありません。
エンジョイゴルファーも最初から練習やレッスンに興味がなかったわけではありません。むしろ長年練習場やレッスンに通ったりした経験がある人も多いです。
しかし練習してもレッスンを受けてもなかなか上達せず、費用対効果が悪いのでラウンドオンリーのゴルフライフになっているのです。
彼らは経験値が高いので、OBは滅多に打ちません。でも、左のバンカーや右の林にはしょっちゅう打ち込みます。そしてボギー以上のスコアを積み重ねていきます。
ラウンドが終わると「今日も煩悩の数(108)を打っちゃったよ」とか「また百獣の王(110)だったよ」などとつぶやきます。
そのセリフを聞いてアスリートゴルファーは「だったらもっと練習すればいいのに」とか「今からでもレッスンを受ければいいのに」と内心では思っているようです。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
-
「国産カーボンフェース」がついに発売! ヤマハの新作「インプレス・ドライブスター」ドライバー、FW、UT、アイアンを試打検証<PR>
-
「高反発エリア拡大でさらなる“飛び”を実現」 ミズノの新アイアン「JPX925」<PR>
-
アマチュアが打っても激スピン! フォーティーン「FRZ」を使ってギア好きゴルファー3人がスピン勝負してみた<PR>
-
キヤノンがゴルフを変える! プロゴルファー森田理香子が実践する“撮影機能付きレーザー距離計”「PowerShot GOLF」を徹底解剖<PR>
-
【連載コラム】フィッティングとレッスンの融合で上達! フォーティーンの新サービスを人気ゴルフYouTuberが体験<PR>
ranking